2020.11.22 Sunday
ドリップコーヒーの環境をアップデートしました
以前のドリップ環境は、使い古しのグラインダーでコーヒー豆を挽いて、なんとなくの感覚でお湯を沸かしていました。それでも十分だったのですが、より安定したコーヒーを抽出したかったのでドリップ環境をアップデートしようと決意。

とは言っても、半年以上も前の4月頃の話です…
ちょうどコロナ禍が始まった頃で、外に出れないなら自宅を充実させるかな〜なんて頃ですね。


・グラインダーを新しくしました
・温度管理用にドリップケトル用温度調節IHヒーターを導入しました



グラインダーを新しくしました


今まで使用してたグラインダーはISOMACのVENUS(初期エスプレッソマシン)を使っていた頃に購入したデロンギのKG364Jですが、静電気が発生して微粉が結構まとわりついていました。グラインド後にケースを出すと、コーヒー粉が周りに飛び散るんですよね。この掃除が面倒!

というわけで、静電気除去装置が付いている「カリタ ネクストG」を購入しました。
※写真で緑のグラインダーです。

これがものすごくいい感じ。グラインド品質なんかは「みるっこ」や「ハイカットG」の方がいいみたいですね。ただ、ネットで情報を調べてみると、それらは粉が飛び散るとのこと。グラインダー自体を掃除すること自体は別にいいんですが、周りに飛び散るのはどうなのよ…と、実際に使ってみると、まったくもって粉が飛び散らなくなりました。
これは本当にすごい!!声に出てしまったぐらい!
めちゃくちゃ掃除が楽になりましたね!!


温度管理用にドリップケトル用温度調節IHヒーターを導入しました



ドリップケトルはすでに持っていたので、電気ケトルを買うのはちょっと違うかなぁ…と思ってたところ、ハリオからドリップケトル用温度調節IHヒーターなるものが販売されていました。

え?なにこれ、めちゃくちゃ便利じゃん…ということで早速飛びついてみることに。
湯温を一定にするために使います。今までは普通にやかんをコンロにかけてお湯を沸かしていたので、温度管理なんかしていませんでした。すでにちょうどいいケトルを持っている方には後付けとしていい装備だと思います。自宅がIHなら必要ないんですけどね!

***

いやー、めちゃくちゃ楽しいですね。
ドリップ自体も安定して落とせるようになってきたと思います。

最近コーヒーに関してはあまりつぶやきもしなくなったんですが、とはいえ、こそこそ楽しんではいます。


参考1:カリタ ネクストG
https://www.kalita.co.jp/products/nextg.php

参考2:ハリオ ドリップケトル用温度調節IHヒーター
https://www.hario.com/seihin/productdetail.php?product=EDI-1-B
Espresso&Coffee | 16:26 | comments(0)
2018.03.26 Monday
エスプレッソマシンが不調
ある日…突然…抽出ができなくなりました!涙

抽出ボタンを押してもポンプは動いているようなんですが、抽出がされません。ホットウォーターは出るし、スチームも問題がありません。それらを使っているとポンプの音がします。ポンプが逝ったわけではなさそう。しかし、抽出だけがされません…。わかる人ならここら辺で問題の原因を特定できそうなものですが、自分は完全に混乱してしまいました。
というわけで、落ち着いて何が問題なのか中を開けてみることに。

幸い、Nuova Simonelliの公式ページに詳細な分解方法とパーツの交換方法のPDFがありました。必要道具とサイズなどメンテナンス方法の詳細が載っています。修理業者向けでしょう。それを参考に開けてみます。

MUSICA-Manual_PartsBook_pdf(30___100ページ)
こんな感じのPDFがあります。

マシンの外装を外しました。

Nuova Simonelli Musica

中を開けてみると、底の方を中心にバックフラッシュ用の薬剤が溜まっていました。恐らくバックフラッシュ時の蒸気やらで蓄積した分だと思いますが、結構な量だったのでびっくりしますね。ふきんで拭き取ります。画像はまだちょっと粉っぽいですね。

恐らく下の画像の電子弁が問題だろうと当たりを付けています。

Nuova Simonelli Musica
この黒い電子弁が問題だと思います。左上の円形の部分がグループヘッドです。

Nuova Simonelli Musica
ホットウォーターのパイプ、黒くてコードが付いているのが電子弁。こちらはきちんと動作します。

よくよく調べてみると、業務用なんかだと電子弁は消耗品だそうで、2、3年ほどで交換が望ましいとのこと。うちでは6年間、ほぼ毎日使っていました。1回での抽出の回数はそんなに多くはないのですが、毎日使っていればそのうち壊れますよね…。

前述のPDFに電子弁の交換方法も記載されているので、それを参考に自分で交換しなくてはなりません。というのも、日本の代理店からではなく、海外通販で安く購入したので国内の修理サービスは受けられないからです。もちろん、国内でも探せば修理してくれるところはあるかもしれませんが恐らく結構な金額がかかると思われます。

きちんと国内代理店で買えばよかったのかもしれませんが、当時はMusicaを国内で買うと、倍近い金額がかかったと記憶しています。メンテナンス性を犠牲にして安く手に入れたわけです。しょうがない。

まずは、パーツを購入して(すでにショップは見つけましたが、信用に足るかは未調査)、自分での交換を挑戦してみたいと思っています。または修理してくれるところに出すか…?
とにかく、しばらくはエスプレッソはお預けです。

スケール買って今から楽しむ!ってところだったのに…ついていませんね…。
Espresso&Coffee | 21:01 | comments(0)
2018.03.02 Friday
エスプレッソ用のスケール
Acaia(アカイア)社製の「Lunar(ルナ)」。エスプレッソ好きならバリスタさんが使っているのを見かけたことがあるはず。店舗は当然、WBC(ワールドバリスタチャンピオンシップ)やJBC(ジャパンバリスタチャンピオンシップ)なんかでも使われていますよね。スマートフォンと連携する高機能スケールです。なかなかいい値段なのでなかなか手が出ませんでしたが、Yodobashi.comに入荷していたのを見つけてしまったので、ついに購入してしまいました。

Acaia Luner & Nuova Simonelli Musica

Acaia Lunarの基本的な機能といえば
・0.1g単位での表示が可能(誤差0.05g/計測可能2kg〜0.1g)
・USBで充電可能なリチウムイオンバッテリー
・スマートフォンアプリで詳細な連携ができる
・アルミボディで堅牢
・完全防水
・一般的なキッチンスケールと比べて反応速度が早い
・抽出開始で自動で計測開始
など。

これで何ができるかというと、アプリを使って詳細なエスプレッソ抽出の状況がわかるのです。エスプレッソ抽出において、状況がわかるというのは味の安定化のために重要な点です。今までは見た目だけに頼っていました。「これは良い抽出っぽい」というのは確かに見た目でも判断できますが、「思ったよりも良かった/良くなかった」という場合、見た目だけでの判断はなかなか難しいです。タンピングが下手で圧が抜けた!みたいなわかりやすい挙動だったらいいんですけどね。どういった抽出をしたのかグラフでわかれば問題点がわかりやすくなるかもしれません。そもそも、グラフで見れるなんて、理系の心をくすぐりますよね。それだけでも買う価値アリです。

Acaia Luner Espresso

こんな感じで、抽出がバッチリわかってしまいます!(時間/湯温/グラインドは適当です)
今回はBrewmaster JPというアプリを使ってみましたが、acaia Coffeeというアプリもあり、どれで使えばいいのかはよくわかりません。そもそも上記写真が正確にトラッキングできているのかも謎です。まだまだ色々試してみないとですね。

素直な感想としては、見た目や質感は素晴らしい!でも、それが要なんですがセンシティブすぎて、数値がフラつくところが少し気になりました。今までのキッチン用の計りがおもちゃに感じるほど、高性能ですね。

そして、別にこれを導入したからとエスプレッソの味が格段に上がるわけでもありません。ただ計れるだけですしね。結局は自分の腕が重要なんですが、安定した抽出をさせるための一つの指針になるのではないでしょうか。

自転車でいえば、趣味で街乗りしてるのになぜか電動デュラエースを装備している…みたいな感じ。自分にはオーバースペックもいいところでしたが、一度欲しいと思った気持ちは抑えられることができませんでした。笑

ウェブサイト:Acaia
Espresso&Coffee | 17:05 | comments(0)
2015.12.31 Thursday
2015年飲んだコーヒーまとめ!
今年後半、11月〜12月は少しずつ引っ越し作業をやっていたのであまりコーヒーを飲んでいる暇もありませんでした。2014年よりもだいぶ量は減りましたね。それでもどの豆も本当に美味しかったです!




飲んだ豆一覧


1月
ニカラグア ラ・ドゥエニャ 2014年COE1位
コスタリカ ラ・リア1900 レッド・ハニー
コスタリカ ラ・メサ 2014年COE1位
エチオピア ネキセ ※ナインティ・プラス社
コスタリカ ラ・リア1900 レッド・ハニー(2回目)

2月
エチオピア イルガチェフェ ボルボヤ
グアテマラ エル・インヘルト・パカマラ
エチオピア イルガチェフェ ボルボヤ(2回目)
ホンジュラス サロモン・メヒア

3月
パナマ ママ・カタ ゲイシャ ハニー
ケニア ティム
ブラジル シャパーダ・ナチュラル
ホンジュラス ロス・ピノス 2014年COE3位

4月
コスタリカ ロス・アンヘレス
パナマ エリシャ・ナチュラル
コスタリカ シンリミテス・ゲイシャ・イエローハニー
コスタリカ シンリミテス・ゲイシャ・レッドハニー
エチオピア イルガチェフェ ボルボヤ(3回目)

5月
コスタリカ ブルマス・ゲイシャ・ナチュラル
コスタリカ エルバス・SL28
グアテマラ ラ・フロリダ 2014年COE4位
パナマ エリダ・ハニー(50g)
メキシコ ラ・エラドゥーラ 2014年COE2位
エクアドル ラ・バルバネラ 2014年ターサ・ドゥラーダ品評会2位
ケニア ガチャタ

6月
コスタリカ グラニートス・デ・オルティスネリー・ブラックハニー
ボリビア アグロ・タケシ

7月
コスタリカ ドン・マーヨ ロス・ナシエンテス
ボリビア アグロ・タケシ (2回目)
ブラジル オウロ・ヴェルジ 2014年パルプトナチュラルCOE1位

8月
ケニア カマゴゴ
ボリビア アグロ・タケシ (3回目)
コスタリカ ブルマス・ブルボン ナチュラル

9月
エチオピア チェンベ
コロンビア エル・カイロ 2014年サウスCOE2位
エチオピア イルガチェフェ コカーナ
コロンビア ロス・ノガレス

10月
インドネシア ワハナ・ラスラ ナチュラル
ニカラグア ロス・アルトス 2015年ミエリッヒプライベートオークション
ケニア カリルニ

11月
ブラジル シティオ・セルトンジーニョ 2015年ナチュラルCOE2位
ブルンディ ムバンガ 2014年COE3位

12月
エルサルバドル ラ・ヌエバ・エスペランサ 2015年COE2位
コスタリカ ドン・マーヨ・セドラル


国別集計


ニカラグア 2
コスタリカ 12
エチオピア 6
グアテマラ 2
ホンジュラス 2
パナマ 3
ケニア 4
ブラジル 3
メキシコ 1
エクアドル 1
ボリビア 3
コロンビア 2
インドネシア 1
ブルンディ 1
エルサルバドル 1
合計 44回


しかし、2015年もコスタリカをたくさん飲みました。コスタリカ、新しいの入ると買っちゃうんですよね〜。どんだけ好きなんだっていう笑。
2015年はパナマで贅沢?はあまりしませんでした。2016年はもうちょっと飲みたいなぁ…なんて。

その他の豆たちもみんな美味しかったです。
本当にごちそうさまでした!!
来年も美味しい豆に出会えますように!
Espresso&Coffee | 21:04 | comments(0)
2015.09.27 Sunday
Blue Bottle Coffee に行ってきました
出来た頃に行ってみたいという記事を書いてから早9ヶ月、今更な感がありますが清澄白河のブルーボトルコーヒーへ行ってきました。土曜日の12時前に行ったのですが、たまたまかもしれませんがほとんど並ばずにスッとレジに通されました。でも、店内は賑やかでほぼ満員。僕のようにわざわざ訪れる方もいらっしゃいましたし、地元の方々にも愛されているみたいですね。

Blue Bottle Coffee Japan

カプチーノとワッフルを、帰りにシングルオリジンのドリップをオーダー。ワッフルはアツアツで卵の味もしっかりして、とても美味しかったです。近くに住んでいたら「今日は散歩しながらブルーボトルに寄ってコーヒーとワッフルで遅い朝ごはんにしようかな〜」と通ってしまうかもしれませんね!

ハンドドリップの作業の様子を見ていると、どんどんオーダーが入って、どんどん抽出していて、眺めているだけでとても面白いです。ただ、止まることのない大量のオーダーを連続でこなさなければならない状況はかなり大変だろうなと感じました。あの状況ではクオリティを安定させるのは至難の業に思えますが、当然ながら安定させるために厳しいトレーニングを積んでいるのでしょうね。

何よりも好印象だったのは、接客スタッフさんがみなさん笑顔だったことです。特に商品を出すカウンターの方は作ったような感じではなくとても感じがいい印象を受けました。顔見知りのコーヒー屋さんならまだしも、一見さんに自然な笑顔を振りまいてくれるスタッフさんはポイント高いですよね。

Blue Bottle Coffee Japan

Blue Bottle Coffee Japan

ロースタリーにおまけでカフェが付いているような場所なので、ゆっくりするのには不向きではあると思います。機会があれば青山のお店にも行ってみたいところです。

ウェブサイト:Blue Bottle Coffee
Espresso&Coffee | 11:13 | comments(0)
2015.06.30 Tuesday
エスプレッソマシンのシャワースクリーン
今使っているエスプレッソマシンに付いている付属のシャワースクリーン(お湯が出るところ。ここからお湯が出てコーヒー粉に圧力をかける)ってあんまり品質がよくないんですよね。ダメっていうほどのものじゃないけど、不満は確かにあります。より精度が高いパーツがないかと欲しくなってしまったのです。

VST以降、部品の代替パーツを作るメーカーは一社か二社は出てきたみたいですね。いや、昔からあったのかな? よくわかりません。今のところ知っているものは二つです。エスプレッソパーツとIMSという会社のもの。


Espresso Parts の HQ Partsのシャワープレート
これはマジックシャワープレートの名で日本で製造・販売さています。厳密に言えばエスプレッソパーツの製品ではなく、OEM扱いでしょうか。それとも共同企画? そこら辺の詳しい話はよくわかりませんが、数年前に少しだけ話題になりました。中心部は穴が粗めで、その周りは穴が細かくなっているのが見えます。ぜひ使ってみたいですね! お値段はなんと驚きの1万円越えというセレブパーツです。



IMSのシャワープレート
イタリアの会社でしょうか、ちゃんと中心部が凹んでいて付属のものの形を踏襲しています。しっかり力を込めて取り付けることができそうです。細かい穴が集合してヘックス状になっていますね。かっけえ!



まぁこういったパーツに左右されてエスプレッソの味が大きく変わるというのはないと思います。VSTのフィルターバスケット(コーヒー粉を詰めるパーツ、そこからエスプレッソが出てくる)は水はけがよく、良くも悪くも明らかにエスプレッソの味が変わりましたが、それより前の部分で味が大きく変わるとは思えません。

でも、それでも…やっぱりいろいろ試してみるのは楽しそうですよね!

ウェブサイト:Espresso Parts HQ Parts
ウェブサイト:IMS · Industria Materiali Stampati Spa
Espresso&Coffee | 20:30 | comments(0)
2015.06.28 Sunday
エスプレッソ用のスケール
少し前にacaia社のLunarというエスプレッソ用のスケールが発表されました。個人的にはかなり気になっている製品です。ただの「はかり」が注目されることなんてないはずですが、ここ最近の話で言えばハリオのドリップスケールなんかが注目を浴びましたよね。コーヒー用に特化したスケールはほとんどないのでそれだけで注目されるのかもしれません。acaiaには既にpearlというドリップ用のコーヒースケールがあります。これはiPhoneやAndroidと連携して抽出ができるというものだそう。それのエスプレッソ版が登場したわけです。これはわくわくしちゃいますね!



基本的な機能は
防水で丸洗いOK(水没すると自動で電源オフ)
反転液晶、白文字でコントラストが高い、視認性良好
反応速度が20ms(1/50秒)
自動ゼロ点補正(工業グレードの安定性)
スマートフォンと連携するストップウォッチ機能(抽出時間を計測できる)
作業途中でオフにならないように、アプリで電源の自動オフ時間を設定可能
USB充電で20〜30時間動作

抽出状態をアプリで監視できる機能もかなり良さそうですね。動画で観ましたが、全体量のグラフと単位時間当たりの量も確認ができるみたいです。タンピングの状態はどうだったのか? 抜けはあったのか? など、今までは見た目と感覚で頼っていた抽出状態がよりはっきり見えてきそうです。

ネックといえば、価格がかなり高いということでしょうか。日本の代理店価格で32,800円だそうです。むむむ。

元ネタ:Sprudge : Acaia Introduces Lunar, The “Barista-Proof” Espresso Scale
Espresso&Coffee | 17:11 | comments(0)
2015.04.29 Wednesday
エスプレッソマシンのバックフラッシュの頻度
家庭用マシンでも三方向バルブを備えていればバックフラッシュが行えます。バックフラッシュというのは抽出口をブラインドフィルターという器具で塞いで圧力をマシン内部に逆流させることです。マシンは、エスプレッソを抽出する度に圧力が内部へ逆流してしまいコーヒー汚れが付着するので、それをお湯や薬剤を逆流させて落とすわけです。器具で塞いでも三方向バルブのおかげで第三の逃げ口から圧力が抜けてくれるので危なくはないのです。

IMG_5141
手前が穴が空いていないブラインドフィルター。奥が通常の穴あきのフィルターバスケット。

家庭ではどれくらいの頻度で行っているんでしょう? もちろんプロの方々・店舗では毎日マシンを閉める度に行うと思います。または、午前午後とか時間を区切ってやるのかもしれませんね。詳しいことはわかりませんが、まぁ毎日行っているのは確実です。でも家で毎回薬剤を使用してバックフラッシュをやるのはわりと面倒ですよね。もちろん使う都度行ったほうが綺麗にはなると思いますが、正直毎回はやれないなぁと思ってしまいます。甘いかな? ちなみに自分の場合はというと、

・お湯だけのバックフラッシュはマシンを使う度に行う(閉める作業で手順固定)
・薬剤バックフラッシュは週末の最後にしか行わない(行わなかった場合は豆が変わったタイミングでやる)

という感じです。サボろうと思えばいくらでもサボれますが(実際サボることも多々あり)、さすがにやらないでずっといると大変なことになるというのを知っているのでなるべく毎週やるようにはしています。ちなみに薬剤バックフラッシュの手順としては、Urnexの薬剤ボトルに記載されているやり方を採用しています。っても、特別なやり方があるわけではないんですけどね…^^;

IMG_5143

1. 薬剤を入れてバックフラッシュ×5回。1回あたり10秒。
2. 抽出ボタンを押してお湯を捨てる(ヘッド周りの薬剤を落とす)
3. お湯だけバックフラッシュ×5回。1回あたり10秒。
4. 再度何ない状態で抽出ボタンを押してお湯を捨てる(細かい薬剤カスや汚れを落とす)
5. 完了

あくまで自分の家庭用マシンの場合は薬剤を使うのは一週間に一度、お湯だけのバックフラッシュは毎回やっているというだけで、「これで十分!」という話ではありません。もしかしたらこれでは足りないのかもしれませんし逆にしっかりやってる方なのかもしれませんしね。ぶっちゃけそこら辺はよくわからないところです。
Espresso&Coffee | 22:27 | comments(0)
2015.03.25 Wednesday
La Marzoccoの家庭用マシン
ラ・マルゾッコがLa Marzocco Homeというサイトを立ち上げたのは2014年のことでしたか、家庭用におすすめなエスプレッソマシンやグラインダーを紹介していました。そこにラインナップされていたエスプレッソマシンはGS/3でした。GS/3といえばフェラーリのような、決して家庭用とは言い難いオーバースペックなマシンです。小規模店舗やトレーニングルルームなんかで使われるようなマシンで、価格も大きさもスペック的にも突き抜けていました。「これが家庭用?もっと現実的な家庭用マシンを紹介してくれ!」と、思っていましたがやっぱり家庭にぴったりなマシンを作り上げてくれましたね!

La Marzocco Linea Mini
La Marzocco Linea Mini

ラ・マルゾッコといえば、最近は他のエスプレッソマシンメーカーの影に隠れているような気もしますが、スターバックスでも今の専用機になる前にはラ・マルゾッコのLinea(リネア)を使っていましたよね? とても有名で素晴らしいマシンを送り出しているメーカーです。リネアの他にもGB5だとかFB70、80だとか名機が多いですよね。自分はそこまで知識はないのですが、エスプレッソマシンの業界シェアで言えば一位二位を争うのではないでしょうか?そんなラ・マルゾッコのLineaが家庭用にブラッシュアップされて登場です!Lineaの名前を冠するのがすげぇ!!!

気になるスペック
Power:Household(120V)
Group type:Integrated Group
Water Reservoir:3.5 L
Dual Boiler:Yes
Dimensions (HxWxL):14x15x21
Pump TypeInternal:RotaryInternal Rotary
Display:Indicator Lights
Temp Adjustment:Jog Wheel
Auto Volumetric:No
Brew Actuation:EE Paddle
Barista Lights:Yes
Hot Water Tap:Fixed Temp(212F)
Pre-Infusion:Preset (2 sec)
Custom Options:Body Color
Plumb in Kit:Unavailable
Exposed Gouphead:No
Temperature Control:PID

まとめると、デュアルボイラーでPID制御、ディスプレイはなくインジケーターでの表示。温度調節もジョグウィールという歯車でできるみたい。抽出はEEパドルというパドル式。120Vで使用すれば抽出までの準備時間は15分程度、スチーム使うなら20分とのことです。

気になる価格は$4,495と日本円で50万円ぐらいです。価格もお手頃というわけにはいきませんが、決して手が届かないところでもありません。ただ、これを手に入れてしまうマニアはどんな方なんでしょう笑。自分は今のマシンで十分満足しているのですが、マニア垂涎のマシンになりそうですね!

だって、あのリネアの家庭用ですよ!?
魅力的なマシンが登場して選択の幅が広がるのはいいことですね。
これからもっと家庭用マシンに力を入れてくれると期待しちゃいます。
ただ、贅沢を言えば、さらに半額ぐらいのマシンを出して欲しいところです。

ウェブサイト:http://home.lamarzoccousa.com/linea-mini/

Espresso&Coffee | 21:16 | comments(2)
2015.02.20 Friday
Blue Bottle Coffee
ブルーボトルコーヒーの清澄白河のお店が2/6にオープンしてからだいたい2週間でしょうか。翌日に個人的な用事が近くであったのでその足で行ってみようかと思っていたのですが、オープン当日の話を聞いて諦めました(最大で4時間待ちだったらしい!)。ボスのジェームス・フリーマンも来ていたようですし2010年のバリスタチャンプのマイケル・フィリップスもトレーニングやらで来日していたようで、実際に彼らの顔を見てみたかったなぁというのはありました。

各所で話題にされていて凄まじいな、というのが単純な感想です。これからどうなるのだろう?ブルーボトルフィーバーですね。青山のカフェや代官山のスタンド、それぞれのオープンもまた大変なことになりそうです。

スターバックスが日本に来た時もこんな感じだったような気がします。もうだいぶ昔なので鮮明には覚えていませんが、銀座店のオープンはTVでもニュースになりました。並んだ方ももちろんいらっしゃったはずです。今も昔も、話題のものに並ぶというのは変わりませんね。

とにかく、落ち着いた頃に行ってみようかと思っています。お店のスタッフも業務に慣れてきた頃、オペレーションも当初より改善されてきた頃がいいですね。とても楽しみです。

ウェブサイト:ブルーボトルコーヒー



POTLUCK

5年前の写真。ブルーボトルのコーヒー自体は飲んだことがありますが、味はもう記憶の彼方…
Espresso&Coffee | 00:00 | comments(0)