2018.03.02 Friday
エスプレッソ用のスケール
Acaia(アカイア)社製の「Lunar(ルナ)」。エスプレッソ好きならバリスタさんが使っているのを見かけたことがあるはず。店舗は当然、WBC(ワールドバリスタチャンピオンシップ)やJBC(ジャパンバリスタチャンピオンシップ)なんかでも使われていますよね。スマートフォンと連携する高機能スケールです。なかなかいい値段なのでなかなか手が出ませんでしたが、Yodobashi.comに入荷していたのを見つけてしまったので、ついに購入してしまいました。

Acaia Luner & Nuova Simonelli Musica

Acaia Lunarの基本的な機能といえば
・0.1g単位での表示が可能(誤差0.05g/計測可能2kg〜0.1g)
・USBで充電可能なリチウムイオンバッテリー
・スマートフォンアプリで詳細な連携ができる
・アルミボディで堅牢
・完全防水
・一般的なキッチンスケールと比べて反応速度が早い
・抽出開始で自動で計測開始
など。

これで何ができるかというと、アプリを使って詳細なエスプレッソ抽出の状況がわかるのです。エスプレッソ抽出において、状況がわかるというのは味の安定化のために重要な点です。今までは見た目だけに頼っていました。「これは良い抽出っぽい」というのは確かに見た目でも判断できますが、「思ったよりも良かった/良くなかった」という場合、見た目だけでの判断はなかなか難しいです。タンピングが下手で圧が抜けた!みたいなわかりやすい挙動だったらいいんですけどね。どういった抽出をしたのかグラフでわかれば問題点がわかりやすくなるかもしれません。そもそも、グラフで見れるなんて、理系の心をくすぐりますよね。それだけでも買う価値アリです。

Acaia Luner Espresso

こんな感じで、抽出がバッチリわかってしまいます!(時間/湯温/グラインドは適当です)
今回はBrewmaster JPというアプリを使ってみましたが、acaia Coffeeというアプリもあり、どれで使えばいいのかはよくわかりません。そもそも上記写真が正確にトラッキングできているのかも謎です。まだまだ色々試してみないとですね。

素直な感想としては、見た目や質感は素晴らしい!でも、それが要なんですがセンシティブすぎて、数値がフラつくところが少し気になりました。今までのキッチン用の計りがおもちゃに感じるほど、高性能ですね。

そして、別にこれを導入したからとエスプレッソの味が格段に上がるわけでもありません。ただ計れるだけですしね。結局は自分の腕が重要なんですが、安定した抽出をさせるための一つの指針になるのではないでしょうか。

自転車でいえば、趣味で街乗りしてるのになぜか電動デュラエースを装備している…みたいな感じ。自分にはオーバースペックもいいところでしたが、一度欲しいと思った気持ちは抑えられることができませんでした。笑

ウェブサイト:Acaia
Espresso&Coffee | 17:05 | comments(0)
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