2006.10.30 Monday
MARIA FULL OF GRACE
そして、ひと粒のひかり

映画『そして、ひと粒のひかり』を観た。
主演のカタリーナ・サンディアノ・モレノがものすごく魅力的で参った。
ベルリン国際映画祭では『モンスター』のシャーリーズ・セロンと共に主演女優賞を獲ったというのは後に知ったが、彼女の演技どうのこうのよりも(もちろん悪くない)その滲み出る美しさが素晴らしいと思う。映画のストーリー全般について言うと、まぁある話だよね。だけどどこかリアリティが感じられるのは実際にコロンビアでの撮影や、全編スペイン語で撮影されてること、手持ちカメラで揺れている映像だとか色々な要素だと思う。ドキュメンタリーであるようにさえ感じられるのかも?とにかくでいい意味で『リアルな映画』。かと言って観てて痛々しくなるほど衝撃的な映画でもないし、心に何かを訴える感動作でもない。はっきり言えばロードムービー。少女がどこか成長する様を描いている。監督自身が―文化や経済状況の違いに関係なく、僕たちには「17歳の世界」という普遍的なものが存在すると思っている―と言うように、まさにそんな世界を描いた素晴らしい映画じゃないかと思う。彼女にしか本当にはわからない決意。自分の17歳がそうであったように、彼女にも強い想いが生まれたんだろう。

ただ、『アモーレス・ペロス』『シティ・オブ・ゴッド』に続く衝撃作とあるが、シティ・オブ・ゴッドは観た事が無いからわからないとして、アモーレス・ペロスは全然衝撃作じゃないぞ?面白かった覚えがあるけどさ…ちょっと意味わかんない。ただ南米産の映画ってだけじゃん。それともぼくが詳細を忘れてるだけ??うーん?しかもこの映画はアメリカ人監督だし…何を基準に「続く」か分からないぞ?

それはともかく、とてもいい映画でした。あまり、言うほど深くは無いと思うけど。
運び屋の云々をさらっと描きすぎてて、確かにそこはちょっとドキドキ緊張するんだけどさ、全体的に見たらかなり口あたりライトな映画。内容が明るいものじゃなく、主人公達も皆影があるのだけど、だからって暗い映画でもない。いや、深刻なんだよ?軽い映画でも無いんだけど。ぼくが「ちょっと暗い映画は観たくないな」と思ってたイメージは裏切られた。いつ観ても良かったじゃないか、と。映画自体はかなり集中して安心して観れると思う。途中でつまらなくなったりはしないはず(つまらなく感じるなら趣味が違いすぎる。アクションでも観ててください)。

最近観た映画で何が良かった?と聞かれても口には出さないタイプかもしれないが
なかなか好印象で、たぶん観た事ををずっと忘れない映画だとは思う(約束はしないが)。

映画館に行けば良かったなと思うのはこんな映画かもしれないね。

ウェブサイト:http://www.soshite-1tsubu.jp/
映画・TV | 02:14 | comments(0)
2006.10.29 Sunday
Baker Bounce
一日中自転車に乗ってた気がする日曜日。
前日までの累計走行距離をリセットしてないので一日にどれくらい走ったかは定かでは無いんだけど、たぶん20Km前後。





今日はオススメと聞いて調べてみたら美味しいという情報がたくさん出てきたので是非行ってみたくなった三軒茶屋にあるハンバーガー屋さんBaker Bounceへ。なんか最近食べてばっかりだなぁ…だけどまぁカロリーは消費………してないかも。
駒沢のお店と迷ったが駒沢はいつでも行けるしということで三茶に決定。

三軒茶屋というと学生時代にわりと写真を撮りに行った地域。ある程度、周辺の地理は把握してる…つもり。というわけで、ハンバーガーブログにも書いてあった行き順を読んだだけで場所が分かりました。なるほど、大きなゴリラを左行ってちょっと歩いたところにある蕎麦屋の前ね。もちろん地図でも確認したけど、三茶に良く行く人なら「あぁあのゴリラね」ってわかるはず。

お店に着いたらちょっと混んでて7人待ち。でもせっかく来たのだからと待つこと10分。まぁすぐ入れた感じ。で、先ず思ったのが女の子の店員さんがみんな元気!これはAS CLASSICS DINERでも思ったんだけど、こういった店はそーゆー女の子が集まるのかしら?確かに静かーな女の子が本格的アメリカンなハンバーガーショップで働くとは思えなくってそれよりカフェとか?って思っちゃうよね。で、男の子より女の子が元気が良く思えたのはこれもどこの店も同じかも。そういえば『働きマン』でもそんなこと書いてあったなぁ「女性社員の方が元気が良い」みたいなこと。自分の周りを考えてみてもそうかもしれないなー。とにかく元気で嫌味が無くて気持がいい。

店内の雰囲気は映画に出てくるような典型的なアメリカンダイナーというよりは、アットホームに商売してますよ、という感じでなかなか悪くない。午後の昼下がりにまさにぴったりなお店だと思うぞ。そして知ってなきゃたぶんハンバーガー屋さんだなんて思わないひっそりな感じ。

メニューはいろいろあるけど、何を頼もう?とは迷わずに、実はウェブサイトを観て既に考えてあったのだ。ベーコンチーズバーガーとローリングロック(アメリカのビール)をオーダー。そんなに待たずに出てきたのが好印象で…ベーコンのカリカリな香ばしい香りが食欲を誘う。期待は膨らむ。中にケチャップをたらして上下を合わせてお口にゴー。食べてみるとやっぱりすごく美味しい!ASでもベーコンチーズバーガーを頼んだんだけどそこより数倍美味いと思った。何がどういう理由でウマイかはおいしんぼ的に表現するのは慣れてないからちょっと無理だけど…^^。でもほんと、マジでウマイっス。大きさも確かに大きいけど、もう食べきれなーいって程じゃなく丁度良い感じ。食べ終わって満腹感が嫌になるわけじゃない。味・量、共にベスト。ポテトもカリカリで美味しいぞ。こりゃわざわざ三茶に行く用事が出来てしまったではないか。

三茶というと、まぁ自転車で直ぐ着くってイメージ。実は三茶から渋谷まで2〜3Kmぐらいで、つまり渋谷と距離的には大した違いが無い。なのに、渋谷まで自転車で行く、というと「ちょっと気合入れて行こうかな」って思うのに対して三茶や代官山だと「まぁゆっくり行けばすぐ着くか〜」ぐらいのユルい感じ。なんだろうね、この違い?大体渋谷まで行くのも恵比寿・代官山まで行くのも距離的には大差が無いんだけどさ、たぶん246が実はアップダウンが結構あって辛いのかも。駒沢通りはほぼ平坦だし車道の走りやすさを考えても圧倒的に駒沢通りの方が良い(平日はどっちもどっち)。駒沢通りは代官山直前辺り槍ヶ先の坂が強烈だけど意地で足を着けないし逆に頑張っちゃって楽しいのだ…カテゴリー超級(ロードの世界で一番辛い山岳のこと)だーなんて言いながらね(ぜんぜん超級じゃないけどね、もちろん)。

帰りは渋谷によっていろいろ。というよりメインの用事はこっちだったりして。

あぁ疲れた。今日はぐっすり寝れそうだ。
来週末もハンバーガー食べたいな。マイブームだね。
次は駒沢の店か三宿のFUNGOあたりで(両方近場)。

(続くかは分からないけどハンバーガーのカテゴリー作った)
Hamburger | 23:47 | comments(2)
2006.10.29 Sunday
Red Bullが翼を授けた
レッドブルの航空イベントに行って来ました。飛行機のアクロバティックショーなんてそう見れる機会が無いなと思ってね。
しかも近場、横浜の大さん橋。(大さん橋って何で大桟橋って書かないんだろう?)

どこからともなく「豚の野郎はあの技でアドリア海のNo.1になったんだ」って言葉が聞こえてきそうです。
フィオとジーナがいないのが残念です。空賊たちがいないのが残念です。
あのお祭り騒ぎが無いのも残念です。けど人は結構いたかな?
赤い雄牛ってよりも紅の豚?みたないな。

映画の空戦ものは結構好きだし、飛行機ゲームもだーいすき。だけど実際の飛行機の機動を見るのなんて初めて!そりゃテレビとかではみたことあるけどさ、あの音と迫力はやっぱり本物を観ないとダメですね。それがプロペラ機だとしても…かなり感動したもん。

近くに停泊してた大きな船舶が汽笛を鳴らしてたのは印象的。
興奮してか影響されてかはわからないけど、たぶんそんな感じだと思う。

本物の飛行機は思ったよりもトリッキーな機動をするんだなぁというのが感想。
もちろんアクロバティックなんだからトリッキーは当たり前なんだけど、横滑りするように、車で言えばドリフトしてるように動いたりさ、垂直に飛行中にストップして空中で停まったりさ(よくあるけど難しいだろう技)すっごい面白かったな。頭上のすぐ上を飛んだときは鳥肌が立った。まさに翼を授けるだねー。一機は日本人の方で、もう一機はエアレースランキング2位の方だそう。

ヘリから?パラシュート降下でショーが開幕





くるくる回ってる




でっかくすると(とは言っても50%縮小)


コンパクトデジカメでも良く写るもんだね。さすがCanonのIXY?



Red Bullも無料で配布してました。
Red Bullの広告活動はぶっとんでる、というのは知ってたんだけど、
その片鱗を感じました。普通の企業じゃありえない。F1とかも参戦してるしね。

2時間ぐらいその場にいたから結構焼けちゃった。。。
でもいい天気でよかったし、芝生で寝っころがるとめちゃくちゃ気持ちよかったよ♪

今日は紅の豚を観てから寝るだろうことは言うまでもありません。
もちろんDVDは持ってるのだ。

ウェブサイト:http://www.redbull.jp/
日記・つぶやき | 00:08 | comments(0)
2006.10.27 Friday
今月のSPORTLINE.
めちゃくちゃ面白い。雑誌『SPORTLINE.』の今月号。
まさにぼくに合った特集じゃないですか?
「東京スポーツ生活案内」
最高。2016年東京オリンピック誘致の話も面白い。
―たとえば自転車で通勤して週末は近所のプールでひと泳ぎ、あるいは―
まさにおれ、オレ、俺!そして記事に出てる代々木公園、駒沢公園、神宮外苑、全部地元!
駒沢公園は一人暮らししてからだけど、もともとぼくは渋谷区出身。代々木公園にも近くで何度も行ったし小学校の全校遠足なんて代々木公園までウォーキングだったしね。上級生(5,6年生)が下級生(1,2年生)の手を繋いで歩くの。神宮外苑というと国立競技場で走ったことあるのがちょっと自慢。小学校の記念行事と中学の頃区大会とかでね(陸上部だったから)。

それとスポセンが載ってたのは懐かしい。小中学生の頃なんて遊びに行くとしたらスポセンだった(それは言いすぎ)。スポセン行くからお金ちょうだーい。500円くらいもらって帰りにアイス食べたりして。あ、渋谷区スポーツセンターのプールのことね。ただ、渋谷区の施設って渋谷区民(区在勤もOKかな?)しか使えないんだよねー。世田谷区は関係ないのに…ブー。そういう意味では世田谷区が一番進んでるような気がしないでもないですが、住んでる地域外の施設には足を運ぶ機会はそう無いので、もう他の区、渋谷区の話なんてどうでもいいといえばどうでもいい話。ただ代官山という人が集まる地域に、区民または渋谷区在勤者しか使えない施設があるのはどうかと思うな。元渋谷区民としてもどうかと思うのは確かかな。

とにかく、ぼく的には今月号は熱かったわー。



そして後半にBFF(Bicycle Film Festival)の話が載ってますよ!去年、FORM(前身の雑誌)時代には1ページか2Pしか取り上げられてなかったんですが今回は結構4Pです。2〜4倍です。ここ一年での自転車カルチャーの盛り上がりの徴だね!ただ藤原ヒロシとの絡みで記事になってるんですが、ぼくそこら辺はあんまり好きくないし、自転車?あ、彼も乗ってたの?どうでもいいんだけど…ちょっと周りが関わってるの?ふーん、ぐらいかな。表紙が彼でLOOKのピストに乗ってる辺り「かっこかよ」って思っちゃうんですが、天の邪鬼かな。だって、自分だってカッコ100%な自転車だし。でもさ、そう思わせるのところがあるんだよね。彼が持ってる自転車、チェーンとスポークがすっごく綺麗なのはやっぱりツッコんじゃいけませんか?普通に乗ってたらめちゃくちゃ汚れるところですが…粗めに画像処理してるので汚れが見えないって事にしときましょう。それでも普通に自転車通勤してる綺麗さじゃないけど…一ヶ月ごとにクリーニングしてもめちゃくちゃ汚いぞ、ぼくの自転車は。まぁ、人は人、自分は自分。どうでもいい話か(一応フォローしとくと特集の2P目の奥の自転車のチェーンは汚そうだからそっち乗ってるんだな、たぶん…手前はめちゃくちゃ光ってる!絶対新品だよ!!あ、そうか、チェーンだけ変えたんだな、たぶん…え?撮影用の自転車?じゃぁ彼が普段から自転車に乗ってるって説得力が無い…けどまぁ普通か?うーむ)。


ちなみにこないだ買ったPEDALのトレイラーをYouTubeで見つけた。最後が衝撃的。女の子なんだけどね…


そして懐かしいBFF2005のトレイラー。シリアルにぶちこんでるのってレッドブルだよね。


自転車関係っつーか、BFF関連の映像、気になったら探してみると面白いです(リンク先にあるLOOKは可愛いぞ)。

レッドブルといえば、今週末10/28に横浜でやるイベントが面白そう。
曲芸飛行だ。

ところでさらにRedBullといえばCMサッカー編
「ぼくらにも翼みたいすごいやつ入れてくださいよー」
「なにー」
「あの翼ですぅ」
ってキャプテン翼のことだよね?
自転車 | 02:06 | comments(0)
2006.10.26 Thursday
水曜日の雑記
Apple Store Shibuyaでカヒミ・カリィのフリーライブを観てきた。生カヒミカリィ。美人だわー。
これ、NHKのポップジャムの収録だそうで、何でNHK近いのにわざわざアップルストアで?という感じだけれど、アップルストアだと気軽に来れていいね。ただ、もうちょっとステージを工夫しないと後の方の人とか背が小さい女性って見えない気がする。実際隣の人とか「全く見えないね」って言ってたし…ぼくでさえもいっぱいいっぱいだったな(前から7列目ぐらい?列って概念が無かったけど)。特設でもうちょっと高くすればいいのにねー。あれじゃあんまり意味無いよ…。2Fのレジの音がチンってなってたのはご愛嬌?

ポップジャムは11/3放送分って言ってたっけな?

ちなみに明日木曜日は銀座店でやるそうで、そっちの方がトークが充実してそう。



帰りに自由が丘の青山ブックセンターで雑誌を買う。ポイントカードが出来たみたい。最近自由が丘にもブックオフが出来て(しかもABCの目の前)いろいろサービスしないと生き残れないのかな?そうそう、渋谷HMVにもABCが出店するそう。だけどポイントカードは店舗毎だからあまり意味が無い。そういえば渋谷HMVってジャズコーナーとクラシックコーナーが一緒になってて、元々Jazzフロアだったところが工事中になってたんだよね。何になるんだろう?って思ったらABCだったのかー。へー。パルコまで行かなくなりそう。

渋谷店は11/1オープンだそう。

どーでもいいけど、どこの店もポイントカードばっかり作りやがって、財布が大変なことになってる。明らかに使わないのはどけとくかな。沢山ありすぎて使うときに見つからなかったりするんだよね、ポイントカードって。
日記・つぶやき | 00:31 | comments(0)
2006.10.24 Tuesday
AS CLASSICS DINER
めちゃくちゃ寒いです。
だけど明日はそこそこ回復しそう。
そろそろマフラーも必要な時期かな?



週末の話。前日までなんとなく決めてたプールはやめて(なんかまだ風邪っぽくて…ヤバイ?)、ちょっと遅いお昼を駒沢のハンバーガー屋さん「AS CLASSICS DINER」まで食べに行くことに。ここは中目黒・代官山方面へ行くには必ず通る道なので出来てからずーっと気になってたお店。場所は駒沢通りの公園近く、ローソンの数件先。正確に言うと世田谷区駒沢じゃなくって目黒区八雲。で、先日紹介したハンバーガーブログにも書いてあったハンバーガー屋さんなんです。まさに店内はアメリカンダイナー。ま、バワリーとかもダイナーだけどあっちはちょっと新しいカフェダイナーという感じ(カフェとしては古株だけど)、こっちはクラシック型のハンバーガーショップ。そこまでお洒落ってわけでもない。ほんと映画で出てくるようなお店です。映画好きなぼくはもちろんアメリカン的な雰囲気は大好きなので、気分も良くなれる。まさにクラシックなダイナー。ブログにも書いてあったけど、お揃いの制服が可愛い感じ。そしてバーガーもでかくてうまいっス。けど、胃が小さめなぼくには無理っ!そう、ぼくの胃は男としてはかなり小さい。消費エネルギー(cal)をぼくの友達の中でも一番使ってると自負しているぼくは摂取エネルギーも少なめなのです。そんなことはどうでもいいけど、ハンバーガー屋さんのハンバーガーはめちゃくちゃでかいのを知っているのでお昼でお腹が減っても更に減らすためにわざわざ2時ごろまでダラダラしてめちゃくちゃお腹を空かせて行ったんですよ?なのに食べきれ…たけどさ、もう入らない!って感じ。でかきゃ良いってもんでも無い…よね…。フルーツ系のバーガーなら食べれそう。もともとぼくはパイナップルとか入ったバーガーがめちゃくちゃ好きだ。というか、アメリカ人ってこんなのばっか食べてたらそりゃ太るよって話ですよ。アメリカ型の典型的なハンバーガーの話ね(と言いつつ嫌いなわけじゃない)。

あ、生も飲んだせいかも。
お昼からビールってちょっと良くないですか?
あまりしないんだけどさ、めちゃくちゃ最高。

次は同じく駒沢のFELLOWSを狙ってます。

参考:http://palstage.blog.ocn.ne.jp/palog/2006/03/as_classics_din.html
Hamburger | 23:58 | comments(4)
2006.10.23 Monday
LIFE IS A MIRACLE
ライフ・イズ・ミラクル

映画『ライフ・イズ・ミラクル』を観た。
な、
な、
な、
なんなんだ?!この映画!?
ミラクルだぞ!?なんていうんだろう?ライフがミラクルってよりもこの映画がミラクルだぞ。
このバカさ加減。いや、バカって言うよりも滑稽っていうか、本気で真面目にバカなことやっててコメディになってないんだよ!舞台は1992年のボスニア。そこで起こったの実話を基にした物語。主人公はセルビア人の鉄道技師のルカ。妻は出て行った。そんなある日一人息子が捕虜になったと連絡が。そんな中でふとしたことで息子との捕虜交換要員として捕まったムスリム人の女性サバーハと生活を共にすることになって…という話。

紛争下、愛してはならない君に恋をした。人生はままならないけど、生きてるって、それだけですばらしい。ってコピー。

ストーリーを聞いたり戦争とか題材にしてるってのを耳にすればさ、そこそこ暗い真面目な話題だと思うでしょ?なのに真面目な顔して終始気が狂う手前のバカ騒ぎ(特に妻は完全に頭が逝ってる)、なんだろう?この不条理感は?そして拳銃をぶっ放しまくりのアホさ加減。おかしい、ぜったいに頭がおかしい、作った監督もこの登場人物たちも!

すげぇ…こんなの観たこと無い映画だよ…。
アマゾンのレビューにも書いてあるんだけどさ、確かに観終わってからこのコピーが効いて来る感じ。
そして「愛してはならない」なんて想いも言葉も出てきません。本人達は愛してはならないなんて思ってません。出会うべくして出会ってそして愛してしまったのです、と言う感じかな。後悔の念なんかこれっぽっちも出てこないもん。だから捕虜交換として息子を取るか彼女を取るかで苦悩したりなんかしない。そんな内情の変化を映してる映画じゃ全く無い。ほんと滑稽。としか言いようが無い映画。154分の長編ですが、一気に時間は流れてしまいました。

ロバが…ロバがいい味だしてんよ…。
ラストなんかめちゃくちゃ最高なんよ…。

確かに好き嫌いがはっきり分かれるし「これはこんな映画だ」なんて詳細を語りたくも無い。
ただなんとなく「そういえば予告編で気になってたしレンタルしてみようかな」程度で借りちゃうと…
「なんだこれ!」って絶対に思う。
ぼくがそうだったもん。でもまぁ良かったかな、なかなか。
だってこんな映画観たこと無いもん。いや、あるのかもしれないが思い出せないもんね。

サバーハ役のナターシャ・ソラックっていう女優さんがキャメロン・ディアスをかなり健康的にして3倍くらい可愛くした感じに見えたけど気のせい?キャメロンよりぜんぜんまともな女性に見えて魅力的です。ちょっと比較したのが間違いかも。あ、取り消します。キャメロンはちょっと不健康過ぎだしね…。

ぼく的に一番気に入ったシーンは彼女が朝食を摂るシーンで食べてるパンを猫が横から食べるってシーンがめちゃくちゃ良かった。それと愛し合うシーンでカメラがくるくる回ってるのもなんかこの映画に合ってるなぁなんておもったりしてね。

どの映画より良いだとか悪いとかは決して比較しようもない映画でした。
良し悪しは自分で観て決めてください。
ただ、こーゆー映画もあるんだ、という考え持てない人は止めた方が良い。

「映画は普通にエンターティメントしてればいいんだよ」だとか
「この映画って新作でしょ?そりゃ当然話題になってるから押さえとくでしょ」とか
そんな考えの方は決して絶対に必ず観てはいけないのは記しとく。

あ、でも毒吐くのが好きな人は観た方がいいかも。滑稽だ、ってことで色々毒突けるし。
TVの前で静かに見るより、いちいちこのシーンはどうだこうだ言いながら観るのがいいかもね。
というわけで、真面目すぎる方もご遠慮願いたい映画です。

とにかく未体験な映画なことは間違いなし?


(まぁ、2度目は無いかな)
映画・TV | 23:57 | comments(0)
2006.10.23 Monday
バッソ来日
わわわ、まじで?
http://www.intermax.co.jp/news/news_2006_10.html

幕張メッセは行くのめんどくさ。
でも、バッソだからなぁ…めちゃくちゃ行きたい…。
うーん、悩む〜ぅ。

つか、バッソってCSC…
そこら辺の話聞けるのかなぁ?

ちなみに全く関係ないがぼくの自転車のクランクもFSA(の安いのだから変えたい)。
自転車 | 02:29 | comments(0)
2006.10.22 Sunday
such a beautiful girl like you
午前10時少し過ぎ
バスタブにひとりっぼち
まだ今日は何一つ予定はないけど
ゆっくりと時間をかけて今日はシャンプーしよう
思いきりシャワーで何もかもきれいに洗い流す
きみみたいにきれいな女の子がどうして泣いてるの
きみみたいにすてきな女の子はどこにもいないのに

前奏が無い静かなのでの
出だしの「午前」ってところががめちゃくちゃ好き。
それと「自分でも分からない〜」ってあたり。

P5。海外のレビュー読むのが楽しいです。英語苦手だけどさ。



今日は10時過ぎに起きてシャワーを浴びた。
予定が無いのでシャワーを浴びながら決める。
あ、歌みたい。だけど別に泣きたくもないしきれいいな女の子でもないし状況が全く違うけどね。
日記・つぶやき | 22:36 | comments(0)
2006.10.22 Sunday
Five Spot After Dark
アフターダーク

今読んでる小説は村上春樹の『アフターダーク』。まだ半分くらい。
ハード版は読む気になれなかったが文庫本が出たので買ってみた、そんな程度の読みたさ加減。
パラパラと最初の数ページを読むと「なんか村上春樹っぽくない」もっと「ケッ」なんて思う文章じゃなかったっけ?みたいに思ったのだけど、読み進めると登場人物同士の会話はまさに彼の文章だなと言う感じ。つっても、彼の作品を深く読んでいるわけじゃないのでぼくが読んだことのある範囲でね。短編なら結構読んたと思うんだけど、最近ちゃんと長編も読んでる。海辺のカフカとかね。

「ケッ」って思うって書いたけど、そこが魅力でもあるので困った作者だと思う。まぁぼくの書いてる日記だって読む人が読んだら「ケッ!カフェの話なんて書きやがって」とか思うだろうけどさ。まぁどんな話も読む人が読んだらって話だよね。

ただ、アフターダークはぼくが読んだことのある村上春樹の長編、『海辺のカフカ』『ノルウェイの森』に比べると今のところ全体的な面白さは適わない気がするがまさに今現在が舞台なのはいい。スタバとか出てくるしね^^。でも逆にノルウェイの森は新宿西口の原っぱで酒を飲むという描写がすごく良かったな。そう、新宿には原っぱがあったのだ。ぼくの小学校以前の頃は。え?何で知ってるかって?そのの頃から新宿の住友ビルにあるスイミングスクールに毎週通ってたのだ。都庁が出来る前はあそこの土地は少年野球団が野球をしてるグラウンドだったりとにかく広大な原っぱで、確かに西口ビル群はあったけど田舎っぽさは隠せない街だったのだ。東口は栄えてたけどね。都庁が出来たおかげで少年達は行き場をなくしたのは言うまでもありません。何考えてんだ、お役所はって感じ?ぼくは野球少年じゃないですからどーでもいい話ですけど。街って変わる宿命だし。

リンク:BLUES ette(一曲目がまさにアフターダーク。もちろんiTunes Storeにもあるぞ)



映画『クリミナル・サスペクツ』をTV地上波で観た。
主演はジェフ・ブリッジス。最近彼が出てる映画を観たけどなんだっけ?
あ、『ドア・イン・ザ・フロア』に『シービスケット』か。
シービスケットはなんていうか…やっぱりトビー・マグワイアは演技が変わらないなぁ…ってことぐらい。それと競馬は…ディープ・インパクトはクソだね。周りが。馬が本当に可愛そう。何も知らない外野が何も言うな?ま、ぶっちゃけ競馬なんてどーでもいいんですけどね。もう薬の話はツールで終わりにして欲しいよ、今年はさ。ウンザリ気味。

クリミナル・サスペクツの話。
これ、実話なんですけど、だからって特筆するほど面白いわけじゃない。はっきり言って3流以下の観ちゃダメな映画の部類。ストーリーもなんだかありがちで、事実は小説よりもありがちって話。だけどね、特筆するのはノワ・ワイリーが出てるってところ。出演者のところを見たらあれ?ノワ・ワイリー?きゃー、観なきゃってことで観ただけです。ERのカーターとは全く違う役柄が素晴らしかったですよ、ほんと。それだけの映画。ジェフ・ブリッジスじゃないほうの主人公が往年の映画スターみたいな格好しているのがめちゃくちゃ滑稽。ドン引き。日本で言ったら石原裕次郎ですよ。そんな格好してるなんてキモ!または松田優作?うっわー、ありえねー。もう昔の話にこだわるのは辞めてください。昔のカッコいい男像なんてどうでもいいんですけど。監督の趣味かな?それとも実話に基づいて設定も同じなのかな?よくわかんないけど。

デリの店主がめちゃくちゃエロいのは何故ですか?
監督はエロ親父ですか?ありえねー。

ぶっちゃけ、日記にもしてないでこれより良い映画はたくさんあります。
最近観たのだと『息子の部屋』だとかさ。それでも書くほどじゃないなと思ったのだけど何故かこれを書いたのはノワ・ワイリーのなせる業です。ビバ☆カーター

つっても『ER緊急救命室』は今地上波でやってるシーズンと前のシーズンは観てないんですけど…やってるの知らなかった!NHKも飛び飛びでやらない期間とかあるし、やってもシーズン毎で曜日を変えてくるからいつやってるかサッパリ分からないんだよね。
Book | 00:35 | comments(0)