2007.03.30 Friday
物語の中の料理
KING OSCAR SARDINES

スーパーで国産ものと比べてちょっと高級なノルウェーのオイルサーディンを買って来た。今日の夕食はオイルサーディンのトマトソースパスタだ。できもののポテトサラダとビールと一緒に。レシピは適当に。ニンニクと唐辛子をオリーブオイルで弱火で→にんにく火が通る前でオイルサーディンを入れて強火で炒める→ホールトマトを潰しながら入れる(一人分は一缶の半分)→水気がなくなるまで中火→パスタの煮湯を加える→続けて中火→パスタに絡める。適当に作ったわりには意外と美味しかったな。オイルサーディンを一缶使うのは多すぎて臭くなるかなと思ったけどそうでもなかった。丁度いいぐらいだけど半分でも十分。唐辛子はケチって一つだけしか入れなかったんだけど風味付け程度にしか機能していない。2つ入れないと駄目だなあ。

アンチョビじゃなくってオイルサーディンを使った理由は、村上春樹の『1973年のピンボール』で双子の女の子がベッドに居る姿がオイルサーディンみたいという表現を目にしてからオイルサーディンを一度料理に使いたかったのだ。村上春樹の小説は何かと料理の話が出てくる。特にサンドイッチの表現が素晴らしい。その通りに作ってみるのも良いかもしれないと思うほどだ。

ちなみに昨日はツナ缶でトマトソース。今日はそのホールトマトの余りを使ったのだ。昨日と同じタイプの料理って言えばそうなんだけどね。マグロがイワシになっただけだし。それにしてもオイルサーディンみたいなんて面白い表現だなあ。



物語の中の料理というと、パッと思いつくのはやっぱり『クレイマー、クレイマー』のフレンチトースト。あの映画に出てくるフレンチトーストは最高に美味しそうだ。いや、美味しそうに映っているわけじゃないんだけど、その存在が親子の絆を表現しててね、冒頭とラストに二度出てくるだけなんだけど、観たら食べたくなっちゃうんだよなあ。休日なんかにたまに作るんだけど映画を観てすぐに食べたくなった料理の一つだ。そのときに参考にしたのはケンタロウレシピだけど、フレンチトーストにレシピなんていらないなあ。

映画の中に出てくる料理はとても魅力的に見える。『アメリ』に出て来たクレーム・ブリュレ、映画を観た当時D&Dなんかでよく頼んだ気がするし、アメリみたいに割るのがとても楽しかった。

あれだね、影響されやすいっつーか、ミーハーっつーか。
でも悪いことじゃないと思うな。物語は頭の中だけに留めておくより体験した方が楽しい。
日記・つぶやき | 00:56 | comments(0)
2007.03.29 Thursday
自転車のインプット
最近自転車関係はと言うとインプットがまったく無くってアウトプットだけ。つまり情報が何も入ってこないで自分で黙々と走ってる、そんな状態が続いてたわけ。それってすごくマンネリするんだよね。自転車で走るのって大好きで、しかも今の季節なんて最高!花粉症も治っちゃったみたいだし?言うことナッシング…じゃないですね、言うこと沢山ある。

雑誌FORM(SPORTLINE.)が廃刊になってカッコいい自転車雑誌が無くなった。FORMは自転車雑誌じゃなくってスポーツライフスタイルって感じだったんだけどさ、いいアクセントにはなってたんだよね。でもそれが無くなった。つまらないなー。従来からあるタイプの自転車雑誌は全部ウンコって言っても過言じゃない(雑誌の半分が広告だし、内輪ノリのつまらない記事が多い)。インプットがまったく無くなったよ…と思ったらBICYCLE NAVIが少し変わったみたい。



前のBICYCLE NAVIは他の自転車雑誌とは少し色が違うにしろ買うほどの雑誌じゃなかったから、まだこれが良い雑誌か、隔月発売で毎回買うタイプの雑誌か分からない。けれど期待はしたいね。もちろんレースみたいな話も嫌いじゃないんだけど、ぼくら都会の自転車乗りには必要の無い情報は要らない。だからこんな雰囲気の雑誌は好きなのだ。もしかしたらFORMやSPORTLINE.の編集部員がここに移籍してきたのかもしれないな、と思える雰囲気を醸し出してる。ちょっと立ち読みしてみてくださいな。

ちなみにオマケがついてて、それがDann GmbhとLOOPWHEELERとBonzaipaintとLafumaとのコラボ?ボトムストラップなんだよ。うっわー、めちゃくちゃど真ん中ストレートなんですけど。特にLOOPWHEELERとBonzaipaintとかさ。コラボの必要性がよくわかりませんけどね(どうせならワンブランドだけのストラップの方が欲しかった)。それにこれ、カッコよくは無いし、ぼくはボトムストラップを使うくらいならパンツの裾を捲し上げちゃうタイプだし。でもその雰囲気は嫌いじゃない。

とにかくもしかしたら良いインプット雑誌になるかもしれない、という期待はあるね。
自転車 | 00:53 | comments(0)
2007.03.28 Wednesday
レゴのキーホルダー

新品を一年半使ったら…

LEGO R2D2 key ring
ぼろぼろになっちゃった。

というわけで引退。ごめんよ、R2D2。ルークが見つけてくれるまで我慢してくれ。
次は長く使えるキーホルダーが欲しいな。
狙ってるのはMoMAのボールベアリングのキーホルダー
中国製ってのが気になるけどね。他にもお店を回って探してみよっと。
革で包み込むようなのは好きじゃない。ネイキッドなキーリングが欲しいね。

繋ぎで使ってるのはただでもらったこのキーホルダー。
FACOM
工具セットを買ったオマケなので早く変えたいなあ。
ちなみにFACOMの工具、バイクのちょっとした整備用に買ったのに活躍してるのは自転車いじりにだったりして。ここのラチェットがものすごく良い。送り角が従来のものの半分以下で細かい動作が可能かつトルクも強くかけられるのだ(自転車にはラチェットは必要ないけどね)。これ使っちゃうと病み付きなんだ。ほんとに。
ホシイモノリスト | 01:15 | comments(0)
2007.03.27 Tuesday
柿の種チョコ
chocolate kakinotane

近所のファミマで買った。人生初の柿の種チョコ。
不思議な食べ物だ。チョコレートは甘いんだけど、柿の種の辛さが後から来る。
喉がものすごく渇いた。好きな人もいるみたいだけど、ぼくはもういいや。

関係ないけどアルクでチョコレートと検索してびっくり、Monster's Ball。
このネット辞典、映画の原題検索にも使える…のかな?
有名どころはちゃんと載ってるみたいだ。

だから何?映画好きだから嬉しかっただけだ。
日記・つぶやき | 01:35 | comments(0)
2007.03.25 Sunday
大聖堂
大聖堂

大聖堂』の著者を間違えてスコット・フィッツジェラルドと書いたけど、正しくはレイモンド・カーヴァーだ。楽しみに待ってたと書いてたのに間違えてたなんて不覚だ。両者ともここ数年でスコット・フィッツジェラルド『マイ・ロスト・シティー』『グレート・ギャッツビー』を、レイモンド・カーヴァーは『頼むから静かにしてくれ』『愛について語るときに我々の語ること』『水と水とが出会うところ』と読んできた。ちゃんと読んでる方だと思うけれど、それでも間違えるなんてとても恥ずかしい。横文字に弱いのかしら?

映画『今宵、フィッツジェラルド劇場で』とか『ボビー』とかが最近公開されてたから頭の中で「フィッツジェラルド」という名前がイメージ付いちゃったのかもしれない。確かロバート・F・ケネディの兄のジョン・F・ケネディのFはフィッツジェラルドだったはず。ロバートのFは調べたらフランシスだった。フランシスは知らなかったなぁ。



すごい、読み終えてそう言ったのはレイモンド・カーヴァーの『大聖堂』。
村上春樹の『風の歌を聴け』の当時の批評に「彼は現代アメリカ文学をよく勉強してる、とりわけレイモンド・カーヴァーや…etc.」というのを最近どこかで読んだと記憶してるがまさにその批評家が言う通りじゃないか。村上春樹らしいと思ってたものは実はそうではなくって色んな文学の元に成り立っていたんだなと感じられずにはいられない作品だった。最初の「羽根」でそう感じてしまった。もちろん彼が訳しているというのもあるんだけど、それだけじゃない。読んだあとになるほどと感じずにはいられない。そして「すごい」そうつぶやいてしまう文章の「力」が確かにあった。(とは言っても村上春樹好きが好きになるタイプの文章でも無い気がするけれど)

以前読んだことのあったレイモンド・カーヴァーの短編集は彼の言うところのぶっきらぼうさが確かにあった。レイモンド・カーヴァー本人が自分を「雑誌で片手間に読まれて、読まれたそのそばから忘れられるタイプの退屈しのぎの文章」という感じに例えていたけれど(正確じゃないがまぁそんなところだったはず)、確かに初期の彼の作品はそういった気軽さがあった。だけどこの短編集は若さや目先だけじゃなくって、本当に力がある文章だと感じる。すごい。つか、本当に別人みたいになってる。編集者やテス・ギャラガー(妻)との関係が彼に与えたこと(詳細は『月曜日は最悪だとみんなは言うけれど 』に載っています)の影響がとても大きかったことが伺える。どれが悪いだとか良いとかじゃなくって、純粋に一人の作家の作品にこんなにも幅があるのはとても面白い。それが彼の魅力なんだろう。たまたま歴史が彼にそうさせたんだろうね。良い悪いの話はぼくらがするべきことじゃない。ぼくらがするべき話は好きか嫌いか、だけじゃないかな。『ささやかだけど、役に立つこと』は素晴らしいラストに変わっていた。『風呂』と同じ話はんだけどね。『風呂』はブラックユーモアな終わり方で結局何が言いたいか分からない話だったからね。悪くもないんだけどよくもないっつーか。この短編集でもう一つ良かったのが、訳者村上春樹も白眉と呼んでいる『ぼくが電話をかけている場所』が素晴らしい。一読の価値は十分にあると思う。



人の文章、物語を読んですごい!だなんて思ったことが無かったんだけど、これが初めての体験、たぶんぼくに合ってた文章なんだろうな。いや違う。パズルのピースがはまる様に、理解できたというか。だからと言って、一番好きだと挙げるかと言われるとそうでもない。これはこれでなかなか好きだったかも、ってタイプな作家かな。たぶん数ヶ月したら詳細は忘れちゃうな、ぼくは。で、一年に一回ぐらいは偶然に手に取って思い出しながら読んだりするタイプの本かなあとも思う。

映画『レザボア・ドッグス』のオープニングはめちゃくちゃかっこいい。ライクアヴァージンはヤリまくり女の歌だ、から始まってチップは払わないともめる、そして店を出てジョージ・ベイカーの「リトル・グリーン・バッグ」がバックで流れてタイトルがどーんと登場するまで。たぶんオープニングだけで話をするとすると今まで観たどんな映画よりも素晴らしいと言える。冗談抜きで最高にかっこいい。確かに好きな映画なんだけど、だからってぼくのベストムービーには挙げない、そんな感じ。内容も悪くは無いがすべてを総合して最高だなんて言えないし。そして忘れた頃にストーリーを思い出すといつもラストが『フロム・ダスク・ティル・ドーン』と混ざっちゃったりして「え?どうだっけ?思い出せないなー」みたいな感じ。で、確認のためにどっちかをレンタルして観る、それと一緒だね。いや、本気で思い出せば思い出せるんだけどね。バンバンバンバン!ってさ。え?文学をそんなB級映画と一緒にするな?まぁそうなんだけどね、もちろんそれぞれに対するぼくの評価は全く違うしそれぞれの持ってる質も違うにしろぼくの中での立場的なものは同じなんだ。



『大聖堂』の中の一篇『ぼくが電話をかけている場所』の中での僕とJPとのやり取りを―

「もし本気で何かをしたいと思うなら」と僕は言う。「時間くらい見つけられるものさ。時間は作り出すんだよ」
Book | 21:57 | comments(0)
2007.03.25 Sunday
ハチミツとクローバー
久しぶりに初めから読む。面白いねー、笑ったわー。だけど、後半になると鉄人の踵落としがあまり見られなくなるのが少し残念。



蜂蜜を使い切った。小瓶でちょこちょことお試しに違う種類を買ってはいるんだけど、やっぱりベースはブルゴーニュ・ドレ。おいしいんだよね。で、蜂蜜屋さんのネットショップを見てたら「春の花々の蜜」ってのがあって、食べたい!と思ったのでブルゴーニュ・ドレとそれを買いに渋谷へ。

で、お店で聞いてみると…うがー、売り切れだって!渋谷店は特にこーゆー限定もの?はすぐに売切れてしまうそうだ。むむむ。食べたかったんだけどなぁ。ネットで買うほどのモノじゃないし…と、残念と思ってじゃぁ別で新しくお試ししてみようと小瓶でチョイスしたのはクローバーのハチミツ。ハチミツとクローバーだっ!ホワイトクローバー(ニュージーランドだったかな?)と迷ったけど、普通のクローバーがフランス産だったので普通のに。採蜜地はジュラ県。蜂蜜でツール・ド・フランス出来そうだね。フランス一周、ツールを観ながらその地域の蜂蜜を食べるだとかもいいかも。トースト用に。

honey



帰りに自由が丘のスーパーでお買い物。意外な人にばったり。
最近地元で、今まで会わなかった人にばったり遭遇ってのがよくある。
なんでだろう?そーゆー時期なのかな?不思議。
日記・つぶやき | 00:40 | comments(0)
2007.03.24 Saturday
発泡酒
いくらなんでも安いからってさ、発泡酒とか第三のビールって酷いと思うんだ。味がね。なんでこんなの買っちゃうんだろう?安いから?ビールじゃないじゃん!毎日飲んでたら馬鹿にならないんだって?じゃぁ一日でも我慢すれば発泡酒にしなくたってお釣りは来るよ?意味わかんない。家でお酒を飲もうって時もさなぜか発泡酒に行きがちだけどさ、別にそこまで安くしなくたっていいじゃん!とか思うのね。別に酔えればいいってわけじゃないんだけどね、お酒を飲むってのは。ちゃんと味も楽しみたい。

モアモルトプリーズ!
たまに発泡酒でも飲んでみるか、と手を出して失敗したので
悔しくって記事にしてみました。銘柄は秘密。
だけど、ほんと発泡酒って美味しくないよ?
たくさんCMやってるし、話題になってるのもいまいち良く分からない。
慣れ、なのかな。だとしたら舌が退化してるんだな。それは嫌だ。

まぁものに寄るんだろうけどね。たまたま口に合わなかった銘柄だった。
冷静に考えればそーゆーことなんだろう。



今日はこのまま起きて、『アトランティスのこころ』がTVで3時半からやるので
それを観て寝ようと思う。夜更かし…つーか、終わるの朝じゃん!

今日も疲れてるんだけど…起きてられるかな…。
酔っ払ってるし、もうねむねむだ…。。。
日記・つぶやき | 02:15 | comments(0)
2007.03.23 Friday
anything else
ウディ・アレン監督の『僕のニューヨークライフ(原題:anything else)』、とてもいい物語だったんだけどいつまでたってもDVD化されない。なんでなんで?欲しいのに!資本がアメリカ=イギリス=フランス=オランダとなっているから権利関係なのかな?

『アニー・ホール』の焼き直しって言えばそうなんだけどさ、神経症的なウディ・アレンが主人公じゃなくって若い精神的にもまともなジェイソン・ビッグスを主人公に持ってきたのがものすごく良かったんだよね。正直言ってウディ・アレンの映画ってとっつきにくいところがあると思うんだけど、これってものすごく良い、近年に稀に見る良作だったなあと思うんだけどどう?って観てないから分からないか。

日本公開が2006年の1月、全米公開が確か2003年だったからそれだけ日が伸びたってのは何かしら理由があったのだろう。日本公開もその次の作品『メリンダとメリンダ』の後だったし。DVDももう少し待てば発売されるのかなあ?

物語に注目しよう。ダニー・デヴィート演じるハーヴィと言う名のマネージャー、実際にウディ・アレンにはハーヴィという名のマネージャーが放送作家時代に居たそうだ(映画と違って有能だったみたい)。彼の歴史を知った上でこの映画を観ると、彼の人生に即した話だというのが見えてきてちょっと面白い。村上春樹が以前のようにエッセイをあまり書かなくなった理由として、自分の経験を切り売りするのは少し勿体無いと表現していて、確かに自分の経験というのは作家にとって重要なものなのだろう。作家の人生が作品に表れてもおかしくは無い。ウィキペディアで彼の経歴を読んでから観るべきだったかな、と今では思う。

ジェイソンビッグスがとても良い好青年を演じていて、それを振り回すアマンダ役のクリスティーナ・リッチがものすごく魅力的なんだ。ヴィレッジ・ヴァンガードでダイアナ・クラールを聞くシーンもものすごく良い。確かにニューヨークが好きな人が撮った映画だね。

「人生はそんなもんさ」ウディ・アレンが言うと説得力ある気がする。

ベストムービーに挙げるタイプではない。けれど彼の作品では良作、他の作品と比べても優れた佳作だとは思う。
もう一度観たい映画だな。だけど手段が無い。なんて寂しいことだろう。

ウェブサイト:僕のニューヨークライフ
映画・TV | 22:16 | comments(0)
2007.03.22 Thursday
茄子2 スーツケースの渡り鳥
映画『茄子 アンダルシアの夏』の続編が制作されてるそう。
茄子 アンダルシアの夏って言ったらブエルタを舞台にアンダルシアで育った兄弟を描いた物語。まぁTVスペシャル的な出来だったし、映画的に特に言うことは無いんだけど自転車ムービーだから好きっていうかね、いいんじゃないかなと思ってたんだ。

で、その続編の舞台はというと…ジャパンカップ。
なんだかなー、なんでジャパンカップなんよ?一気にスケールダウンっつーかなんつーか。
別に嫌いだとかじゃないんだけどやっぱりロードレースって外国の風景がものすごく合うスポーツだと思うんだよね。ジャパンカップを否定するわけじゃないけど、別に日本でそーゆーのってやらなくっても良いと思う。そこまでメジャーになって欲しくないっつーか。それにジャパンカップを舞台にしたアニメなんてさー、日本人のオナニームービーにしか思えないんだけど。。。どうなのそこらへん?

制作はマッドハウスで監督は千と千尋の神隠しの作画監督。
前回よりはレベルの高いものが観られるかどうか、あまり期待はしてないけど
注目はしたいかな。だって自転車ものだもの。

前回を観るとこんな期待の仕方、だけど前回なんかより比べ物にならないくらい良い映画になっていると嬉しいな。ちゃんと一本の「映画」として成立させて欲しい。

ぺぺぐらいのブエルタで一勝できた選手だったら、ジャパンカップで大暴れしてくれるんじゃないかな、とかはちょっと思う。
ま、楽しみっちゃ楽しみだけど、なんか舞台がジャパンカップってのが複雑なんだよね。

劇場公開されないかもしれないとかなんとか。
OVAだったらレンタルか。うーん、微妙。

茄子のアサディジョ漬けはまた出て来るのかな?あれはものすごく美味そうだった。
茄子って苦手だったけど、ビールと合わせたりお酒と一緒だと最近は美味いとも思えるんだよね。
大人になってくると意外と好き嫌いが減るもんだよね。子供のときはあんなに嫌いだったのに。

http://www.cyclingtime.com/modules/ctmovie/view.php?p=4403
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自転車 | 23:50 | comments(0)
2007.03.21 Wednesday
Domajine CONFURON-COTETIDOT
気分転換に久しぶりにプールへ泳ぎに行った。
みっちり泳いで気持ち良い体の疲れ。運動で疲れるこの感覚、久しぶりだなあ。
ただ、塩素が強くて顔が今でも強張ってる。早く御風呂入って落とさなきゃ。

帰りに空を見上げたら部分日食だったみたい。綺麗だったな。



ブルゴーニュの赤が飲みたい、ということでこの前のではなくその前の週の日曜日に奥沢にあるワインショップで買って来たのは、ドメーヌ・コンフュロン・コトティドのニュイ・サン・ジュルジュ2002。ただし1er Cruではない2002年もの。1er Cruってのはプルミエ・クリュと読み、ブルゴーニュでの一級畑を指す。更に上には特級畑のGrand Cru(グラン・クリュ)というものがある。ベルギービール、例えばヒューガルデンにも「ヒューガルデン グランクリュ」ってビールある。他のビールにもグランクリュはあるみたい。とにかく良いホップを使っている特別なビールってことだろうね。

プルミエクリュでさえないのだけど、それでもちょっと良いお値段だったので4月の頭に飲むように取っておこう。春一発目って感じで。

本当は映画『モンドヴィーノ』を観た影響でドメーヌ・ド・モンティーユのが飲みたかったけれど近場では置いて無さそう。ネットで買うのもねぇと思ってね。来月の終わりにまだネットで売ってたら買っちゃおうかな。


あまりワインにお金を使うのもあれだしね、今月はもう我慢しよっと。
で、今日本屋で買ったワインがどんなワインか調べてみる。
立ち読みした本はマット・クレイマー著の『ブルゴーニュのワインがわかる』

ブルゴーニュワインがわかる

この本、すごく情報が濃い。買っちまおうかと思ったけど高かったからやめといた。
調べてみるとギイ・アカの指導を受けてワインを造るドメーヌだそう。ちなみにドメーヌというのはボルドーで言うシャトーに近い。ブルゴーニュ地区で葡萄を栽培から醸造、瓶詰めまでを一手に行っている作り手のことだそうだ。このギイ・アカ(アッカ)って人は前に買った本で知ってた。レバノン出身の醸造家で、低温浸漬という手法で風味改善を提唱したそう。低温浸漬自体は珍しいものではなくて、アンリ・ジャイエだとかも多少は使ってたみたいだ。ただし、ギイ・アカの手法は風味が長続きしないために90年代に入って顧客を喪失してると書いてあったので要注意だと思ってたんだけどね。今はブルゴーニュを離れロワールで活躍してるそう。確かにマット・クレイマーも「なにかと議論の対象になる」と書いているが、このドメーヌ・コンフュロン・コトティドのワインはヴージョに対しては「面白いワインで感動すら感じる」と書いていてヴォーヌ・ロマネの章では「ワインを知らない人が好むものだ」と書いている。つまり評価がワインによって全く違うのだろう。ただ大筋ではそのギイ・アカの手法がテロワール(その土地が持つ力の事、地味)を無くしているという見解だ。ただしこのドメーヌにおいてすべてがギイ・アカの方法を踏襲しているというわけではないそうだ。ふむふむ。勉強になるなあ。ネットで調べるよりもっと信頼に足る情報が書いてある気がします。勉強する気なら必須な本かもしれない。

ワインってわけわかめって思ってたけどさ、一つの地区に絞ればどんどん知識が身について
んで分かると更に楽しくなって、どんどん飲みたくなるねー。

そして美味しい料理と一緒に味わいたいので自分のレシピも増えたりしてね。
なかなか良い影響を与えてくれていると思います。

だけどいちおう言っとくと、別にマニアになりたいわけじゃない。
そこそこ知ってて良いものを選べる基準を知ってる、と言う状態になりたいのだ。



ちなみに家にあるブルゴーニュものでワイン以外を探すと蜂蜜とマスタード(マイユの)がありました。マスタードなんかはどこの工場で造ってるかは知らないけど(いちおう原産国はフランスと表記)もともとはブルゴーニュが本社だそう。パリのオペラ座のすぐ近くにお店があるみたい。ハニー風味のマスタードとかも売ってるんだって!買ってきてもらおうかなー。蜂蜜は以前書いたブルゴーニュ・ドレという百花蜜(色んな花の蜜)。

ま、だからなに?って話だけどさ。
Wine&Beer | 23:09 | comments(0)