2008.04.30 Wednesday
もうひとつのメイプルスプレッド
メイプルスプレッドはめちゃくちゃウマイ。というのは何度か書いていますが実店舗ではわりと手に入りにくい…のか?
カルディで別のパッケージのものが売っていると聞いて行ってみたのですが、
ぼくが行った時は無く、店員さんに聞いたら売り切れてしまったとのこと。
しかもぼくが知っている中目黒と溝の口の2店舗に行ってみたんですがどっちもダメ…うぐぐ…
品川のDEAN&DELUCAには確実に売っているんですが、ちょっと遠くてめんどくさい。
むむむ…と思ってたら先日訪れた恵比寿ガーデンプレイスのワインショップで見つけました。

HERITAGE YAMASKA PURE MAPLE SPREAD
HERITAGE YAMASKA PURE MAPLE SPREAD / 145g 5.1oz.

これはネットでもわりと見かけるパッケージ。検索してみると濃いお味に反しカロリー低めで油脂肪分は全く無いそう(100g当たり253カロリー、タンパク質脂質共に0g、炭水化物(糖質)78g、ナトリウム13mg、カリウム213mg)。おー、知らなかったぞ、そうだったんだ。作り方はメイプルシロップをかき混ぜながら煮詰めスプレッド状にし急速に冷やして出来上がりだそうです。なるほどねー。その際に大量のメイプルシロップを使うので小さいわりに高いのかな?でもそれだけであんなに深い味わいに変わるのか。ふむふむ、凝縮された旨み成分がぎっしりなのですね!

ネットで検索してみると、実はぼくが以前紹介したERABLIÈRE LA COULÉE D'ABBOTSFORD SUGARBUSH INC.(エラブリエール・ラ・クーリー・ダボッツフォード・シュガーブッシュ)ブランドのものと、このHERITAGE YAMASKAは同じ会社が作っているそうです。ウェブページをみると他にも色々な種類があるみたい。ふむー。パッケージの違いで大きな違いは無さそうです。
手に入る方を買えば良い。どこどこのパッケージじゃなきゃダメというのはありません。

恵比寿ガーデンプレイスもなかなか面倒な場所にはあるんですが、
ぼくはあそこの恵比寿ガーデンシネマへよく行くので、そのついでに買うのは良いかも。
でもカルディで買えるのが一番安いのだ。早く入荷してくれ…食べたいぜ。ネットショップも売り切れだね…

ウェブサイト:ERABLIÈRE LA COULÉE D'ABBOTSFORD SUGARBUSH INC.
Sweets | 23:27 | comments(0)
2008.04.29 Tuesday
JULES DESTROOPERのバタークリスプ
オリーブオイルとメイプルスプレッドを買いにカルディへ行った時に見つけたお菓子。
こういった薄めのお菓子が最近は好きかもです。これの何がツボだったかというと、
ベルギー王室御用達と記されています。王室が普段から食べるなら美味しいのだろうと。
しかもベルギー王室ならそれなりにレベル高いだろうと。どうなんだろう?

JULES DESTROOPERJULES DESTROOPER
JULES DESTROOPER(ジュールス・デストルーパー) / Butter crisps 100g 3.5oz.

お味は食べた瞬間鳩サブレー、だけどあそこまでクッキーライクに粉っぽくは無くて、
もっと薄い。焼きがしっかりしてて固くて甘い。やっぱり鳩サブレーじゃなくって西洋のお菓子、
そんな感じでしょうか。なかなか美味しい。が、カラメルビスケットを押しのけるほど強くはありませんでした。。
でも、あれはあれ、これはこれです。

JULES DESTROOPER
ベルギー王室御用達。ふむふむ、なるほど。無添加クッキーというのも好印象。
甘みも強く、だけどサッパリしている。珈琲にめちゃくちゃ合うだろう。紅茶にも合うと思う。
他にもいろんなクッキーが売っていましたが、一番基本となるこれを買ってみました。
はっきり言えば二度と買いません。不味いわけではなく美味しいと思う。けれど気に入る何かが何もありませんでした。
ぼくの琴線には触れなかった…残念です。食べた、という記録ね。好きな人は好きになりそうな味でしたよ。

しかし、ジュールス・デストルーパーってスターウォーズに出てきそうな名前ですね。。
しかもかなり凶悪な。



関係ありませんが、メイプルスプレッドは売ってませんでした(売り切れ)。うがー。
Sweets | 22:59 | comments(2)
2008.04.29 Tuesday
サヴォイ改め聖林館でピッツァ
日曜日、
広島から友人夫婦が出てきてて夕食を一緒にすることに。
お土産にグリーンの豆を頂きましたー。可愛い缶カンに入ってて良い感じ。ありがとうございます!

合流して中目黒でピッツァを。
サヴォイ改め聖林館へ行ってきました。ちょっと改名が宗教っぽいなぁ…と思ったら
アンティークなのか、椅子が多分教会で使われているような椅子で、聖書ポケットとかあった。意識しているのでしょうか。
でも店内はめちゃめちゃカッコイイ…んですけど、やっぱり聖林館という名前はどうなんだろう?
お店を作る過程がウェブにありました。http://ironwork.jp/monkey_farm/seirinnknan/seirinkan.htm

がっつ6枚もピッツァをオーダー!モリモリ食べてがっつり飲んで来ました。ばしょはここ
ピッツァはもちもちしててとても美味しかった。シンプルな味ですがかなり満足。
そして螺旋階段がカッコよかったです(酔っ払ってて目が回った笑)。
検索すると写真が出てくるのでちょっと観てみてください。良い感じの店内ですよー。
ビール一本とワイン二本を開けてきました。

今回は飲まなかったんですが、ピザ屋さんなのにちょっと面白いエスプレッソマシンもありました。
どこのメーカーのものかはわかりませんが、でかいレバー式のでね、3グループだかなんだか覚えてもいませんが(酔っ払ってて)
ええ?とちょっと驚きましたー。次ぎ行った時に飲んでみたいなぁ。

美味しいピッツァとお酒、久しぶりの仲間達、楽しい時間でした!
ブログ用に写真を撮ればよかったのだけど…むむむ。
検索すればサクッと出てくるので探してみてください!オススメですよ!
(逆の情報も多いのでいろいろ参考にしてみてください)

ちなみに次の日、月曜の夜は魚とお酒でがっつり酔っ払い。
しかもほとんど同じメンバーで…こういった連日連夜な宴は久しぶりでしたー。
日記・つぶやき | 09:41 | comments(0)
2008.04.28 Monday
マキネスティコーヒー猿楽店
代官山にあのマキネスティが出来たという情報をゲットしたので行ってみました。広尾にも出来るようです。
正式な店名は「マキネスティコーヒー猿楽店」みたいです。場所はここ

Macchinesti coffee

代官山に出来るのはわりと嬉しい。
正直赤羽橋やら麻布十番にはそんなに行く事は無いのでぼくもエスプレッソを初めた頃に数回お邪魔した程度。そこから足は遠ざかっていたのですが、生活圏内に出来れば、嬉しいわけで。表通りに面しているというわけでもないのですが、駅の近くでわりと買い物客も訪れる地域(BEAMSの向かい)、マキネスティをエスプレッソで有名な店と知らずに来る層も居そう…というかほとんどそうなのか若い人ばかりでしたね。良い意味で地元に密着した新しいお店になるのでは無いかと思います。期待できますね。エスプレッソをしらない層の中で「きちんとエスプレッソを出す店はやっぱり美味いんだね」とちらっと思わせてくれれば良いのでは無いでしょうか。

ただまだ開店2日目ということもあり店内はてんやわんやな感じでしたが、
もう少し落ち着いて店員さんも慣れて来たら良い感じになるのでは無いでしょうか。

店内の雰囲気はとても夏っぽくて良い感じ。もちろんマキネスティの既存店舗にもあった写真なんかが飾ってあって、マキっぽさはあってでもやっぱり新しい代官山のお店という感じ。ふむふむ。オープンテラス席というのか、外にも席があって天気が良い日は気分が良さそう。

エスプレッソ、実はぼくはマキネスティの味(というか豆)はそこまで好きじゃないかなぁ…とは思ってたんですが
今回飲んだラテとマキアートはとても美味しかった。一回りして自分の好みが戻ってきたのでしょうか?
もちろん作り手の腕もあると思います。なかなか。贔屓目無しで言ってますよ、もちろん。

フード、特にサンドイッチがやっぱり美味しかった。あそこのサンドイッチはわりと好きです。食べごたえがあるんですよね。
良いエスプレッソと美味しいサンドイッチ、代官山に買い物に行ったら立ち寄る場所が出来たのは嬉しいです。
今まで代官山でカフェってしなかったのだけど、一人でも行きやすいお店が出来たのは嬉しい。
広尾店も楽しみですね(また客層が全く違いそうで面白そうだ)。
Espresso&Coffee | 00:53 | comments(4)
2008.04.27 Sunday
ギネスビターを飲んでみた
というわけで、ギネスビターを飲んでみました。
ギネス330mlグラスに注ぐとそれらしくて良いかも。

GUINNESS BITTERGUINNESS BITTER
良い色をしています。まさにエール。ちなみにこの泡は最後まで無くなりません。ここがラガーと違うところ。

ギネスはそもそもスタウトと呼ばれる、上面発酵という種類のビールです。大きな分類としてはエールに所属します。
日本のほとんどのビールはラガーと呼ばれる下面発酵。ドイツが源流のものです(日本のピルスナーはチェコ)。
そこら辺はWikiが詳しい
ギネスはスタウトなんですが、今回飲んだこのギネス・ビターはエールです。ちょっと違う。
エールといえばバスペールエールが有名ですが、ぼくが好きなキルケニーもエール。
もちろんスタウトもエールの一種なのですが、独自の進化をしたエールと考える方が良くて
一般的なエールとスタウトは別と考える方が良い。というよりエールとギネスは別と考える方が良いのかも。

このギネスビターはギネスらしさは残しつつ、エールでギネスを作った、という味わい。
ちょっと苦いんですが、ギネスほどではありません。ギネス風味は残しつつ、フルーティで飲みやすい。
キルケニーに似てるだとかどこかに書いてましたが全く似ていません。エールですが、ベースはギネスそのものです。
明らかにギネスの仲間。確かにキルケニーもギネスと同じ工場、つまりギネスが作っているのですが
ビターとキルケニーは全く味が違いますね。ただ、キルケニー好きはビター好きにもなると思う。
そもそもぼくはギネス好きなので、ギネスも好き、キルケニーも好きという人なら絶対にオススメしたいビール
ちなみに有名なヒューガルデンホワイトはヴァイツェンというエールだそうです。

ただ同じエールでもバスペールエールだとかはあんまり好きじゃないんですけどね。
ギネスビター、高いのですが、これ用にパイントグラスは買うべきかもしれません。
ちなみにアルコール度数はドラフトギネスと同程度の4.4%なので飲みやすいですね。
ちなみにギネス・エクストラ・スタウト(瓶のやつ)は6%。ちょっと強め。

ちなみに一番搾りスタウトは下面発酵なのでスタウトではありません。
買って飲んだら…「なんか違う」と思ったもん!ファック!
じゃぁ何故スタウトなのか?日本の酒税法ではスタウトに対する規定が甘いのが原因だそうです。
文化が浅いというのか、メインの潮流に一つの種類しかない日本のビール界は哀しいねぇ。
ちなみに一番搾りはアルコール度数は5.5%程度みたいです。
次はよなよなエール(こちらは本物のエール)に挑戦してみようっと。
Wine&Beer | 01:26 | comments(2)
2008.04.26 Saturday
Sands cafe
自由が丘でお茶をしようということになったので、
ちょっと行ってみたかったSands cafeというカフェへ行ってみました。
他のところで見かけたり友人から話を聞いたりで(ぼくの周りは自由が丘に詳しい人が多い)行ってみたかったのです。

店内へ入ったのはもう既に夕方5時過ぎ、
ディナータイム近くで、いくつかの席が既に予約されていました。
休日は予約して入るのがスタンダードなのでしょうか?そこら辺はよくわかりませんが、
わりと食事も真面目に美味しそうなメニューが並んでいて(カフェ飯って感じじゃなくがっつり食べれそう)、
次はお茶ではなく食事で行きたいなぁと。

今回はラテとケーキのセットを。ラテはハート3連発でした。

食事カフェというと自由が丘ならSODA Cafeでしょうか?Table Modern Service?
またはちょっと歩いてD&DEPARTMENTか。
SODA Cafeはわりと好きですがTMSは全然好きじゃありません。Dはちょっと飽きたし。
なので、ちょっと使えるご飯系カフェが増えるとちょっと良いかもしれません。

そのうちディナーも食べてみたいなぁ。の前にランチで確認しときたいけど。
まぁここら辺でカフェ飯を食べるならDかバワリーがお決まりですが
たまにはこんなこじんまりとした店は良いかもです(バワリーも小さいけどね)。
ブログ検索するとフードも美味しいって情報が出てくるし期待できるかも。
インテリアが落ち着いていてわりと良い感じ。ぼくが行った時は音楽がちょっと合ってなくてアップテンポの曲が掛かってましたが
落ち着いた曲が掛かれば良い感じかもしれません。あ、別にアップテンポのも好きなんですけどねー。

場所は駅から徒歩5分、上島珈琲の目の前です。
写真?撮ってませんよ?写真が無いとこういったレビューは弱いですね。
Cafe | 23:10 | comments(2)
2008.04.24 Thursday
バターが無い
眠い…限界なのでネタが出てきません。
久しぶりに12時前に寝れそう。健康的だぜ。

関係ないですが、
バターが本当にスーパーに売っていません。
わりと困る。朝はトースト派でバターべったり塗ってハチミツがいつもなんですが
バターが無いと…味がダメなんですよね…。
バターが無いと目玉焼きも焼けないしー。
ぼくが使い切る前に入荷して欲しいなぁ、よつ葉バター。



渋谷へ行ったのでセンター街にある酒屋さんでビールを買って来ました。
普通のドラフトギネス缶と同じくウィジェット入りなので発泡するみたい。
渋谷へ行ったというより、これを買いに行ったんですけどね。

GUINNESS BITTER

まだ冷やしてないので飲んでません。
味はそのうちにネタにしますー。
サイズは440ml、1パイント弱といったところでしょうか。
パブのグラス欲しいなぁ…パイントグラス。。

形はスッと縦に長いものよりちょっと小太りなのがいい。
途中に膨らみがある奴とかもいいかも。
ギネスのじゃなくて、一般的なパイントグラスが一つ欲しいです。
探してみよっと。
Wine&Beer | 23:52 | comments(0)
2008.04.23 Wednesday
オランダのGrolsch
公私共にいっぱいいっぱい。
私生活は悪い方向ではなくむしろ良い方向だとおもうんだけけけけけえど、
なぜかキャパオーバーな感じです。。うぐぐぐ…。

というわけで一人家ビール。まぁ一杯くらいならよくやるんですが、
今日はちょっと面白いビールを買って来ました。
オランダのグロールシュというビール。ちょっと前に映画で観て飲みたかったビール。
いや、映画で観るよりも前に飲みたかったんだけど、オランダ、というので味が想像出来てしまいなかなか手が出ませんでした。

Grolsch
グロールシュ・プレミアム・ラガー 473ml

スイングトップという蓋が面白い。ラガービールで、ビール瓶の色だとかからぼくはハートランドを想像してしまいます。
最近飲んでいないのでよく分からなかったりしますが、似てるかも。よりゴクゴク飲み易い味で、
まぁわりと想像通りでしたが、想像よりもまぁ美味しい。カールスバーグよりも好きかもです。
この瓶のはちょっと高いのですが(小瓶は普通)でかいのを一人でゴクゴク飲むのもいいですね。
けどやっぱり最近はギネスの方が好きかな。

開け方がわりと面白くて…ポンッと気持ち良いです。開けるのに指が痛かったけど。笑

GrolschGrolsch

ハイネケンやハートランドのような味で、
たぶんぼくの周りのみんなは嫌いじゃ無いと思う。
ラガーらしい王道なビールです。普通のビール。
特筆するほど美味しい!ってわけじゃないし、不味いわけでもない。
が、ラガーなわりに飲み易いのはいいかもしれません。
その雰囲気がちょっと良い感じな?洋物ビール。サッカーとか観ながら飲むのが良いかも。
って、今日の夜中チャンピオンズリーグじゃん!!!!観ないけど。
チャンピオンズリーグはハイネケンとカールスバーグがスポンサーだけどね。

Grolsch
飲みかけで汚いけど…ごめんね。色は普通。
残り半分は瓶から豪快に?飲みましたよ。
グラスで飲むより瓶のままの方が良いかもねー?

これで飲みたいビールはあと一本だけになりました。
「ギネス・ビター」これは是非飲みたい!!
キルケニーみたいな味なんだって?!ほんとかなぁ??
Wine&Beer | 23:06 | comments(4)
2008.04.22 Tuesday
半蔵門と白シャツ
付き合いっつーか、まぁ…半蔵門でご飯、つーか呑んだ。
まぁわりと良い気分で酔っ払ったが、やっぱり満員電車は嫌だね。
なんでこんなにもムカムカするんだろう…精神衛生上よくない。発散しないと。

今日はわりと嫌な日でした。いろいろ。
そーゆーのを家に帰ってまで思い出して書くのは嫌なのでいつもは書きませんが…
うがー。

気分転換はスパッとできるタイプではあるんですが
(まさにブログには私の部分しか書かないし)
たまにはそれも出来ないわけで…ウジウジしちゃう。。



関係ありませんが、自由が丘って結構キャバクラが多いんですよね。
でね、いつもカットソースタイルで前を通っても全く声を掛けられない(ジャケット着てても)。
だけど中がシャツだと不思議と声を掛けられます。パンツがジーンズでも。不思議だなぁ…。
やっぱり白シャツだとリーマンっぽいのかねー。いい年齢だしね、しょうがないかな。
ストールも巻いてたんだけどなー、声掛けられたぜ。

休日でもたまに白シャツ+ブルージーンズは好きで着るのですが、
あれってリーマンっつーか、仕事着だと思われがち。
いや、普通に好きで着てるだけなんですけどー。
白シャツだって丸首だったり、そんなんじゃないのにー。

むぅぅぅ。

でも白シャツも好きですが、カットソー、特にボートネックのシャツは好きです。
セントジェームスとかね。ぼくはボーダーも好きだけど無地の方がもっと好きかな。
ボートネックって首周りがシュッと出るからいいんですよね。なで肩なぼくはバランスが良い。
なで肩なのは水泳をやってるのもあるし、元々の体型が肩の幅が狭いのもあるかな。
普通のTとかちょっとバランスが悪いんですよね…なのでTシャツってあまり着ないかも。
日記・つぶやき | 23:11 | comments(0)
2008.04.21 Monday
ELEMENTARTEILCHEN
素粒子

映画『素粒子』を観た。
主演は『es[エス]』のモーリッツ・ブライプトロイ、クリスティアン・ウルメン(観た事ある気がするが情報が無かった…orz)、
それぞれの相手役で『マーサの幸せレシピ』マーサ役や『善き人のためのソナタ』恋人役のマルティナ・ゲデック、
『ラン・ローラ・ラン』『ボーン・アイデンティティ』『ボーン・スプレマシー』のフランカ・ポテンテ
とわりと有名な俳優が揃っている。が、ミニシアター系なのでこの映画を知ってる人も少ないと思う。
ぼくもレンタルビデオショップで見かけるまで知らなかったぜ。。
フランスのミシェル・ウエルベックという作家の同名小説を映画化。

初めの方、中盤とかけて「レンタルして失敗だったなぁ」と思ったが
後半にかけてものすごく見応えがあった映画だ。辛うじて可か。

別々に育ったブルーノとミヒャエルの異父兄弟、ブルーノは教師となったが性的な衝動を抑えきれなく、さらに夫婦生活は破綻しかけている。逆にミヒャエルは女性に興味が無く、セックスに依存しない人口生殖を研究する遺伝子研究者。そんな女性に対してまともな関係を築けない2人の愛の欠如と絶望感を描いた作品。

うーん、余計な部分が多すぎて核となる部分がぶれてる気がします。
ストーリーも結構ありふれた話なので、2人の兄弟を対照的に描くのには
映画としてまとめるには時間が足りなかったと思う。例えば兄のブルーノの話に焦点を当てて
もっと削ぎ落とすところは削ぎ落として骨格をしっかりすれば前半や中盤が悪いとは感じなく、
全体として良い作品に仕上がったのでは…と思うのだけどどうなんだろう?
ぼくの感想としては「後半だけ良かった」これではまさに骨格が壊死して映画と同じ状況になってしまってる。
確かにうむぅと唸ったが、かと言ってすごく良かった映画かというと難しい。
可。ただし2度と観たくも無い映画。集中力を必要とする気がします。
ただ暗い原作のイメージを少しでも明るくしようと、音楽で明るくしようとしているのは評価できます。
結果、暗いイメージは拭えたかというとそうでも無いんですが、終わりはスッと良い感じでした。

ラストは悪くない。だけど救われない映画でもあります。

これを観たのは『SMOKE』より前で前後逆になってしまいました。アップするの忘れてた。
アップするのを忘れてる映画ネタは沢山あるんですけどね。。
映画・TV | 23:32 | comments(0)