2015.06.30 Tuesday
エスプレッソマシンのシャワースクリーン
今使っているエスプレッソマシンに付いている付属のシャワースクリーン(お湯が出るところ。ここからお湯が出てコーヒー粉に圧力をかける)ってあんまり品質がよくないんですよね。ダメっていうほどのものじゃないけど、不満は確かにあります。より精度が高いパーツがないかと欲しくなってしまったのです。

VST以降、部品の代替パーツを作るメーカーは一社か二社は出てきたみたいですね。いや、昔からあったのかな? よくわかりません。今のところ知っているものは二つです。エスプレッソパーツとIMSという会社のもの。


Espresso Parts の HQ Partsのシャワープレート
これはマジックシャワープレートの名で日本で製造・販売さています。厳密に言えばエスプレッソパーツの製品ではなく、OEM扱いでしょうか。それとも共同企画? そこら辺の詳しい話はよくわかりませんが、数年前に少しだけ話題になりました。中心部は穴が粗めで、その周りは穴が細かくなっているのが見えます。ぜひ使ってみたいですね! お値段はなんと驚きの1万円越えというセレブパーツです。



IMSのシャワープレート
イタリアの会社でしょうか、ちゃんと中心部が凹んでいて付属のものの形を踏襲しています。しっかり力を込めて取り付けることができそうです。細かい穴が集合してヘックス状になっていますね。かっけえ!



まぁこういったパーツに左右されてエスプレッソの味が大きく変わるというのはないと思います。VSTのフィルターバスケット(コーヒー粉を詰めるパーツ、そこからエスプレッソが出てくる)は水はけがよく、良くも悪くも明らかにエスプレッソの味が変わりましたが、それより前の部分で味が大きく変わるとは思えません。

でも、それでも…やっぱりいろいろ試してみるのは楽しそうですよね!

ウェブサイト:Espresso Parts HQ Parts
ウェブサイト:IMS · Industria Materiali Stampati Spa
Espresso&Coffee | 20:30 | comments(0)
2015.06.28 Sunday
エスプレッソ用のスケール
少し前にacaia社のLunarというエスプレッソ用のスケールが発表されました。個人的にはかなり気になっている製品です。ただの「はかり」が注目されることなんてないはずですが、ここ最近の話で言えばハリオのドリップスケールなんかが注目を浴びましたよね。コーヒー用に特化したスケールはほとんどないのでそれだけで注目されるのかもしれません。acaiaには既にpearlというドリップ用のコーヒースケールがあります。これはiPhoneやAndroidと連携して抽出ができるというものだそう。それのエスプレッソ版が登場したわけです。これはわくわくしちゃいますね!



基本的な機能は
防水で丸洗いOK(水没すると自動で電源オフ)
反転液晶、白文字でコントラストが高い、視認性良好
反応速度が20ms(1/50秒)
自動ゼロ点補正(工業グレードの安定性)
スマートフォンと連携するストップウォッチ機能(抽出時間を計測できる)
作業途中でオフにならないように、アプリで電源の自動オフ時間を設定可能
USB充電で20〜30時間動作

抽出状態をアプリで監視できる機能もかなり良さそうですね。動画で観ましたが、全体量のグラフと単位時間当たりの量も確認ができるみたいです。タンピングの状態はどうだったのか? 抜けはあったのか? など、今までは見た目と感覚で頼っていた抽出状態がよりはっきり見えてきそうです。

ネックといえば、価格がかなり高いということでしょうか。日本の代理店価格で32,800円だそうです。むむむ。

元ネタ:Sprudge : Acaia Introduces Lunar, The “Barista-Proof” Espresso Scale
Espresso&Coffee | 17:11 | comments(0)